見出し画像

RIZINとUFC。経験したうえで独断と偏見で語るリングとケージの違い。

今世界中で行われているMMAの大会の多くは、リングとケージ(金網)という二種類に分けられます。
世界の主流はやはりケージになるんでしょうか。
MMAの一強『UFC』が八角形のケージ(オクタゴン)なので、追随するかたちで世界的に見てもケージの大会が多いと思います。
日本でも修斗、DEEP、パンククラスと元々リングで行われていた興行も近年はケージで行われるようになりました。
そんな中、日本のメジャー『RIZIN』はリングです。
これは日本のMMAは元々リングが多くその中でも『PRIDE』の影響を受けてのことでしょう。

本題はここから。

私の50戦あるMMAキャリアのほとんどが日本です。
その中でケージの経験は2011年4月ストライクフォース、2012年3月ONE、そしてUFCで6戦。
計8戦になります。
そんな私が経験したうえで感じたリングとケージの違いを書いていきたいと思います。

日本でリングorケージ論争が起きた頃から言われているのはリング=ストライカー(打撃)有利、ケージ=グラップラー(寝技)有利。
そんなふうに言われてきました。
私もリングで戦いながらUFCなどケージの戦いを見て漠然とそんな感じかなと思っていました。

グラップラーである私が感じた実際にリングとケージで戦ってみての感想は。

ここから先は

1,415字

¥ 100

FIGHT BOX FITNESS代表 茨城県つくば市並木ショッピングセンター 初めての人のための格闘技フィットネスジム RIZIN・Bellator・UFC解説者 ジムトレーナーや解説者として格闘技の楽しさを伝えていきます。