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UFC290 平良達郎選手UFC4連勝!

2023/07/10のじりラジオの内容を文字起こししたものです。

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川尻達也のじりラジオ。
はい。みなさんどーもです。

このラジオは茨城県つくば市並木ショッピングセンターにある初めての人のための格闘技フィットネスジムFIGHT BOX FITNESS代表の川尻がお送りします。
今日もよろしくお願いします。
一人で収録してます。

昨日は、前日土曜日ジム終わりで家に帰って夕ご飯食べながらお酒を飲んだらもうダメでした。
最近お酒飲むと眠くなっちゃって21時頃に寝て4時頃起きたら目が覚めちゃって寝れなそうだったので超RIZIN2のBellatorパートに出るアンドレイ・コレシュコフ選手の試合映像を観てました。
戦績見てて思ったんですけど、コレシュコフってスコット・コーカー体制のBellatorの前、Bellator創設社であるビヨン・レブニー体制のBellatorでも戦ってたんですね。
レブニー体制のBellatorの特色といえばトーナメントで、8人制トーナメントで勝ち抜いて優勝した人がその階級のチャンピオンに挑戦できるという流れでした。
そのトーナメントの期間もめちゃくちゃ短いんです。
1ヶ月に1回とか、1ヶ月半に1回のペースでやるのでめちゃくちゃハードだったんですよね。
実力あるなしの前に身体がタフじゃないと生き残れないトーナメントでした。

そのレブニー体制のBellatorトーナメントに出て準優勝したのがRIZINの解説もしている藤井惠さんです。
藤井さんは日本からアメリカに行って試合して帰国して、時差ボケ治って練習開始したらまたすぐ試合でアメリカに出発というペースで戦ってたと思うんです。
その状況で準優勝ですからね。
改めて凄いなと思いました。

そして7時からはU-NEXTでUFC290を観ました。
何といっても僕ら日本人にとっては平良達郎選手の勝利じゃないでしょうか。
判定勝利だったんですけど、判定を聞くまではドキドキしました。
第1ラウンドに軽くダウンして、ダウンした後は持ち直してテイクダウンしてボコボコにしてたんですけど、もしかしたらポイント取られている可能性もあるなと思ったんです。
第2ラウンドは平良選手が取って第3ラウンドは平良選手ペースだったんですが最後ギロチンをとられてめくられてマウントからのギロチンみたいな形になって試合が終了してしまったので、その印象がどうなのかなって判定聞くまでドキドキしました。
実際は三者とも同じで1ラウンド10対9で平良選手、2ラウンド10対8で平良選手、3ラウンドが9対10でチャイレスで三者とも29対28で平良選手でした。

ドキドキした分嬉しかったですね。
これ4連勝。
そして新たに再契約をするんじゃないでしょうか。
それも含めて今後の平良選手が楽しみです。

そして僕が一番楽しみにしていたボー・ニッカルも勝ちました。
UFCのプロスペクトの選手でレスリングの強豪です。
アメリカントップチーム所属で堀口選手と同門なんですよね。
しっかり打撃で強いところを出して勝ったので今後も期待できるんじゃないですかね。

ああいうところでポカしちゃう選手もいるんですよね。
期待されつつ大事なところでポカしちゃう。
昔でいうセイジ・ノースカットとかそうでした。
Bellatorファイターのアーロン・ピコと最初はポカしましたね。
そういう前例があるからドキドキしていたんですけどボー・ニッカル。
これは本物ぽいですね。
かなり期待できます。

そしてアメリカントップチームということで堀口選手や最近では牛久選手だったり元谷選手がアメリカントップチーム所属になったらしいんですけど、これは少し驚きました。

UFC290と話は変わっちゃいますけど、昔から日本人選手が海外に練習拠点を移して試合をするっていう事自体はあったんです。
だいぶ前に遡ればTKこと高阪剛さんはシアトルのモーリス・スミスのジムでモーリス・スミスやフランク・シャムロック、あとAMCでマット・ヒュームと共に練習していました。
長南さんはダン・ヘンダーソンのジム、チームクエストに行ったり、堀口選手もアメリカントップチーム、昨日パンクラスで試合した田中選手や夜叉坊選手はチームアルファメール、佐々木憂流迦選手や井上直樹選手もシュウさんの元でニューヨークに練習拠点を移したりしてましたよね。

ただそういう人達って元々UFC経験者なんですよ。
UFC参戦中だったりUFCを経て練習拠点を海外に移したと思うんですけど、牛久選手も元谷選手も日本のRIZINファイターですからね。
RIZINを主戦場とするファイターが海外のメガジム所属はすごく珍しいんじゃないかと思いました。
この新しいスタイルがどんな変化をもたらすのか。
選手本人もそうだし、ジャパニーズMMAにとってもどんな変化があるのか楽しみです。
もしかしたらそれが主流になる時代が今後来るかもしれません。
海外のジムに所属してRIZINに参戦する日本人ファイター。
もしかしたらそれが当たり前の世界になるかもしれません。
楽しみです。

そしてロビー・ローラーの引退試合。
クリンチアッパーからのクリンチフックで秒殺でした。
試合も凄かったですが、昔からローラーを見てきた自分からするとPRIDEに出てエリートXCとかストライクフォースにも出て、もっと言えばその前はUFCの二桁台のナンバーシリーズにも出ていて、UFCと再契約してからUFCチャンピオンになるっていう流浪のファイター人生を歩んで最後はたくさんの人に祝福されてファイター人生を終える姿がカッコよかったです。
UFCが用意したVTRにもUFCだけじゃなくて様々な団体で戦って激闘してきたロビー・ローラーの試合が流れて本当にウルっとしちゃいました。
僕ら世代の人はみんなあの映像を観たら感動しちゃうんじゃないですかね。
お疲れ様でした。
本当に、素晴らしい闘いをありがとうございました。

そしてモレノvsパントージャのフライ級タイトルマッチ。
パントージャが勝って新王者になりました。
扇久保選手はTUFでパントージャに勝ってるんですよね 。
そのパントージャが新チャンピオン。
これ結果もそうなんですけど5分5ラウンド、あのスピード、運動量で動き続けられるという。
やっぱりトップ選手ってすごいなって改めて思いました。

メインのヴォルカノフスキーvsヤイール・ロドリゲス。
やはりヴォルカノフスキー強い。
戦前からヤイールにとってはかなり厳しい試合になるだろうと思いつつ、トリッキーな打撃で身長差もあるので二段跳び膝がもしかしたらと思ったんですけど全く危なげなく完勝でした。
誰が勝てるんでしょう。
もうフェザー級に相手いないですよね。
ホロウェイが負けてて、そのホロウェイに他のフェザー級ファイターは敵わない状況なのでちょっと手がつけられません。
もしかしたらまたライト級再挑戦もあるのかなと思いつつ、フェザー級で誰がヴォルカノフスキーの牙城を崩すのか?

今までのUFCの歴史を見ても、どんなに強くて無敵を誇ったファイターでも、いつか新たなファイターに負けていくんですよね。
ヴォルカノフスキーも負ける時がくる。
その新たなファイターの出現が楽しみでもあります。

そんな感じでUFCの感想でした。
ここからは改めてUFCだったり昨日のパンクラスを観て思った事をメンバーシップで掘り下げていきたいと思います。
ここからはメンバーシップに移るので興味ある方はメンバーシップご入会お待ちしております。


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FIGHT BOX FITNESS代表 茨城県つくば市並木ショッピングセンター 初めての人のための格闘技フィットネスジム RIZIN・Bellator・UFC解説者 ジムトレーナーや解説者として格闘技の楽しさを伝えていきます。