網膜剥離は不治の病ではありません。完治する病気です。三度の網膜剥離から復帰した私だから言えること。
※全文を無料で公開しています。
私は過去三度網膜剥離になりました。
古いイメージだと格闘家が網膜剥離=引退。
そんな考えの人が多いと思います。
しかし今は違います。
網膜剥離は風邪や骨折のようにしっかりとした正しい治療をすれば完治する病気だと認識しています。
未だに網膜剥離になってしまった人や、その家族がネットで検索して私に相談してくることがあります。
それだけ網膜剥離はなかなか情報が出づらく調べてもどうしていいか分からない病気なんだと思います。
私も2012年初めて網膜剥離になった時は悩んだし絶望しました。
何も深く考えずに、言われるままに地元の大学病院を紹介されバックリング手術を受けました。
そして2013年2月再発して再手術。
からの2014年6月に再発。
2014年7月3回目の治療でやっと深作眼科と出会い硝子体手術を受けそれ以降再発はしてません。
しっかりした環境が整っている病院で正しい治療をすれば治ります。
周りにそういう人がいたらぜひ教えてあげてほしいと思います。
過去AmebaBlogに載せていたものを二つ転載します。
リンク先などは飛べませんが、少しでも網膜剥離で悩む人や間違った治療を受けて後悔する人が減ることを願います。
↓
1年振りの更新。網膜剥離からの復帰戦が決まりました。昔に遡りながらだらだらと書きます。
2015.04.18
まずはMMAPLANETの記事を読んでほしい。
↓
MMAPLANET
遡ること4年前。
この日の記憶は所々抜け落ちてて未だにあまり覚えてない。
2011年3月11日の震災からの一ヶ月。
テレビに写る凄惨な状況と目の前にあるいつもとは違う現実に落ち込み焦り、格闘技なんてやってる場合じゃないんじゃないか?毎日自問自答する中で練習を続け、自分自身じゃどうすることも出来ない無力さを隠しつつ勢いだけで試合に挑んだ。
結果は完敗。
世の中そんなに甘くない。
引退も頭をよぎったがたくさんの人に支えてもらい階級を下げ再スタート。
復帰後4連勝と幸先の良いスタートをきっていた2012年8月に発覚した左目の網膜剥離。
地元の大学病院で手術をするも2013年2月、2014年6月と二度の再発。
三度の網膜剥離。
流石に悟り、諦め引退を決意し妻に怪我の状況と引退を伝え、盟友である岩瀬さんにも会って引退の意思を伝えた。
そんな俺自身が諦めていた時、たった1人諦めないでいた人がいた。
10年間共に格闘技の酸いも甘いも経験してきたJBスポーツボクシングジム代表の山田さん。
「川尻くんちょっと待って。色々調べてみる。」と。
『山田さんもういいよ。もうダメなんだ。そっとしといてくれ。』
正直そんな心情だった。
そんな中、山田さんが深作眼科をみつけてくれた。
もし以前と同じ治療法だったら同じことの繰り返しになるだけだから辞めようと考えていた。
病院に行き深作院長先生に話を聞いてみると厳しいことも言われたが自分と同じ症状で現役を続けてる人はいるらしい。
そして深作眼科の治療法は自分が以前に受けた病院の治療とは全く違った。
悔やむのはなぜ最初から深作眼科に行かなかったのか。
無知で安易な自分を悔やむしかない。
それでも。
まだ現役を続けられる可能性があるなら懸けてみよう。
そう決意し2014年7月末に三度目の手術。
手術は無事成功。
2週間の下向き生活を経て9月の頭から練習復帰。
とは言っても振動がダメなのでエアロバイクから始めてゆっくりゆっくりと出来ることを増やしていった。
2014年中は新しい技術の習得とフィジカルを極限まで高めることを集中。
2015年年明けからプロ練習に復帰。
そして6/20UFCベルリン大会で地元ドイツのデニス・シヴァー相手に復帰戦が決まった。
川尻達也。もうすぐ37歳。
プロデビューして15年。
PRIDEに出て、10年か…。
その間日本の格闘技界を取り巻く環境はだいぶ変わった。
でも俺は。
悩みながら、紆余曲折しながらも10年前と変わらず格闘家として生きている。
6月20日。
俺の生き様を見てほしい。
亀田大毅氏網膜剥離により引退に想う。
2015.11.04
こちらの記事によると計3度の手術と。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151104-00000003-spnannex-fight
私はボクシングのことは全く知らない素人ですが、彼ら亀田3兄弟のやってきた事は賛否両論ありますが、同じファイターとしてあの若さで色々なものを背負い、色々なものと戦いながら結果を出してきた事は本当にリスペクトしています。。
今回の引退もたくさん考え悩んだ末の決意だと思います。
心からお疲れさまでしたと言いたいです。
競技は違いますが同じ網膜剥離、そして3度の手術共通している点もあり私も色々考えます。
彼は世界チャンピオンになり結果を出した。
私はUFCチャンピオンにはまだまだ。
何も結果を出してません。
どこまで行けるかのかわかりませんが、最後の最後まで足掻いてやろうと思っています。
こちらの記事には網膜剥離の『バックリング手術』と『網膜硝子体手術』の違いについて書いてあります。
私は1度目と2度目の手術を地元の大学病院でバックリング手術を受けました。
そして2度の再発。
3度目は深作眼科と出会い深作先生に網膜硝子体手術をしてもらい今に至ります。
詳しくは記事を読んでもらえばわかりますが、もし網膜剥離と診断された格闘家の方がいて競技を続けたいなら網膜硝子体手術がいいです。
勿論一般の方にも。
病院をお悩みなら、私も手術を受けた深作眼科がおすすめします。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151104-00010004-mocosuku-hlth
※以降に文章はありません。
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FIGHT BOX FITNESS代表 茨城県つくば市並木ショッピングセンター 初めての人のための格闘技フィットネスジム RIZIN・Bellator・UFC解説者 ジムトレーナーや解説者として格闘技の楽しさを伝えていきます。