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<イタリア郊外> チビタ・デ・バニョレージョとオルヴィエート観光

添乗員からこの寄港地観光は皆様に伝えたい素晴らしい観光地ですよ!ということで今回は、チビタ・デ・バニョレージョとオルビエートの観光についてお届けいたします。
イタリアのチビタベッキア港には日々多くのクルーズ船が寄港し、さまざまなオプショナルツアーが出発します。これらの多くはローマへの観光ツアーですが、チビタ・デ・バニョレージョやオルビエートへの郊外観光は最近プレミアム客船で催行決定し、満足度も高いようです。

天空の町「チビタ・デ・バニョレージョ」

2500年以上前にエトルリア人が築いたこの小さな町は、断崖絶壁の上に建てられており、空中の城 を思わせるほどです。チビタ・デ・バニョレージョへと続くのは、300メートルにも及ぶ細長い橋と急勾配の坂道です(タイトル写真の前景にはその橋があります)。
町内に足を踏み入れれば、わずか10分で町全体を一望でき、中世の建築物といくつかのレストランが点在していますが、その不便さゆえに現在もほんの少数の人々が暮らしているのみです。しかし、空中都市へと至る前の光景は目を見張るものがあり、是非その眼で確かめていただきたいです。

チビタ・デ・バニョレージョ
チビタ・デ・バニョレージョ 大聖堂
チビタ・デ・バニョレージョ
展望エリアから橋の入口まで約10分間下ります。
その後、橋渡り15分ほど登ると村の広場にでます。約300mを歩くことになります。
チビタ・デ・バニョレージョ
チビタ・デ・バニョレージョの地図

世界一とも言われる美しい丘上都市「オルヴィエート」


中央イタリアのウンブリア州に位置するオルヴィエートは、世界でも類を見ない絶景を誇る丘の上の都市です。約300メートルの高さに位置し、フニコラーレ(ケーブルカー)やバスでのアクセスが可能です。ケーブルカーの近くには、見事な景観を望むアルボルノツ城塞があり、ソリアーナ門から始まる崖下の散策路も人気。時間が許せば、壮大な景色を楽しめる丘の上のテラスカフェで一息つくことをお勧めします。
街のハイライトは、イタリアでもっとも美しいとされる13世紀のドゥオーモで、その内部のフレスコ画は圧巻です。
この地域は生ハム、オリーブオイル、トリュフ、ワインなど、多彩な名産品で美食の町としても名高く、訪れた際にお時間があれば地元の味を堪能するランチも忘れずに。

オルヴィエート その昔、町の長が住んでいたとされるポポロ宮
オルヴィエート 大聖堂
オルヴィエート 大聖堂
正面のファサードには輝くモザイクと華麗なバラ窓がある
オルヴィエート 大聖堂
ボーダー柄の大聖堂はローマ教皇が300年かけて造ったとも言われています

写真:松本

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