クイーン・エリザベスのクルーズ 予約から下船までの流れ・手続き徹底解説
JTBで2024年と2025年のクイーン・エリザべス日本発着クルーズの予約
noteの記事では、2024年と2025年のJTBの日本クルーズは予約できません。
予約をご希望の方はそれぞれ次のブログ記事から予約してください。
クイーン・エリザベスの予約から下船までの流れ
クイーン・エリザベスをはじめとするクルーズ船は、予約から下船するまでには、いくつかのステップが必要です。
ここでは、わたしが2回乗船したクイーン・エリザベスのオーストラリアクルーズを例に、それらのステップを時系列に沿ってご紹介します。
ただし、クルーズで乗る船や航海する地域によって手続きが異なる場合があるので、その点はご留意ください。
2022年6月1日 予約申込み
旅行会社の郵船トラベルに、電話で次のクルーズの予約申込をしました。
船名 クイーン・エリザベス
海域 オーストラリア シドニー → メルボルン
期間 2022年12月13日~15日
客室 BA3バルコニー、5090号室
料金 1人 65,000円
租税・港湾税等 1人 8,333円
取消料 2022年9月30日から発生
7月20日 My Cunardの登録
「Cunard」とは、クイーン・エリザベスの運航をする英国のクルーズ会社です。
日本の代理店の一つである郵船クルーズに必要な情報を記入した申込書を送り返し、旅行代金の20%にあたる1人13,000円を申込金として振り込みました。
これにより、クイーン・エリザベスのオーストラリアクルーズの予約番号を入手しました。
この予約番号を使用して、キュナード社の「My Cunard」と言うウェブサイトに登録しましたので、アクセス可能となりました。
My Cunardは日本語対応ですので安心してください、
郵船トラベルからのメールには、My Cunardの使い方を説明したPDFも添付されていました。
My Cunardはキュナード・ラインのクルーズ予約者専用ポータルで、オンラインチェックイン、寄港地ツアーの予約、クルーズの日程やドレスコードの確認、特別レストランの予約などが可能です。
ログインには6桁の予約番号、お名前、生年月日が必要です。
ログイン後は日本語で操作でき、様々な手続きが行えますが、参照している画面は2022年時点のもので、現在は一部変更があるかもしれませんのでご注意ください。
優先クルーズから「My Cunardの操作方法」と言う資料が送られてきましたので紹介します。
8月12日 乗船履歴のチェック
乗船履歴とは、キュナード社が運営するクイーン・エリザベスなどのクルーズ船に過去に乗った記録のことです。
例えば、私は2015年にイギリスのサウサンプトンから出発しガーンジー島へ向かうクイーン・エリザベスのクルーズに乗った経験があります。
しかし妻にはそのような経験はありません。
キュナード社はお客様が過去に自社のクルーズに乗船した経験があるかを把握したいと考えています。
11月15日 チケットの発券可能の確認
出港の1ヶ月前になり、eチケットを発行する準備として、必要な確認と手続きを行いました。
これには、先述の「My Cunard」を利用した作業が含まれます。
また、この期間はコロナ禍中であったため、コロナウイルスに関連する特別な確認や手続きも必要でした。
Eチケット(乗船券)ラゲッジラベル(MY CUNARDより印刷)
海外旅行保険証書(ご自身で加入されている保険をご用意ください)
英語のワクチン接種証明書(デジタル可)
健康宣言書(MY CUNARDで作成する)写真付き身分証明書
写真付き身分証明書
11月16日 eチケットの廃止確認とオンラインチェックイン
キュナード社のeチケットは、同社のクルーズ船に乗るための電子的な乗船券です。
予約すると、このeチケットがメールで送られてきます。
eチケットには、名前、生年月日、船名、客室番号、乗船日時などの重要な情報が含まれています。
乗船日には、このeチケットをプリンターで印刷してチェックインカウンターに持って行く必要があります。失くさないように大事に保管してください。
しかし、eチケットについて郵船トラベルに問い合わせたところ、キュナード社はeチケットを廃止しており、その代わりオンラインチェックインが21日前から可能になるという回答がありました。
オンラインチェックインを自分で「My Cunard」を通じて行い、ボーディングパスや荷物タグを印刷して持参するようにとの指示が同時にありました。
オンラインチェックインにはクレジットカード情報が必要です。
郵船トラベルからは、オンラインチェックインの方法を説明したPDFファイルが送られてきました。
さらに、クイーン・エリザベスがシドニー港でどこに停泊するかの情報もシドニー港湾当局のサイトで確認できました。
Overseas Passenger Terminal
Off Quay Street
The Rocks Circular Quay,
Sydney
次のオンラインチェックインに関する資料は郵船トラベルから送付されたものです。
11月22日 My Cunardでオンラインチェックイン
郵船トラベルからのお知らせで、クイーン・エリザベスに乗船する前に、出発の21日前、つまり私の場合11月21日から、インターネットを使って事前にチェックインができるようになることが判明しました。
チェックインする方法は、インターネットでCunard社の「My Cunard」というウェブサイトに行き、そこに書かれている手順に従えば、簡単にできます。
ただし、チェックインをする時には、パスポートの情報を入力する必要があります。
そのため、パスポートの有効期限がまだ残っていることを確認しておいてください。
また、クレジットカードの情報も必要で、乗船中の支払いに使います。
全ての情報を入力し終わると、乗船券と荷物のタグを自宅のプリンターで印刷できます。
これらを持っていれば、乗船の準備は完了です。
このボーディングパスは、念のため、プリントアウトしてクルーズターミナルまで持参しました。
次は荷物タグをプリントアウトします。
荷物タグをA4用紙でプリントアウトします。
赤い色のDの部分をはさみで切り抜いてください。
これをスーツケースのハンドルなどに丸めてホッチキスで留めればOKです。
11月17日 シドニー港の出港時間が判明
シドニー港のスケジュールで出港時間が18:45分と判明しました。
そのため3時間前の15:45分前にはシドニー港のクルーズターミナルでチェックインをすることにしました。
普通、クルーズ船は港に早朝に入港し、午前中に下船する方を送り出し、午後からチェックインができるようになり、夕方に出港します。
12月13日 クルーズターミナルでの乗船手続き
クルーズターミナルは、クイーン・エリザベスのような船が停泊する桟橋にあります。
一部のターミナルでは、整理券が発行されることもありますが、シドニー港のターミナルではそのようなことはありませんでした。
出発前にできるだけ早くクルーズターミナルに到着することが大事です。
私たちは出港の3時間前に到着しましたが、約2時間前でもいいかもしれません。
さらに、当日に空港からターミナルへ直行するのではなく、前夜にターミナルの近くのホテルに宿泊することを強くおすすめします。
チェックインカウンター
チェックインにはクルーズターミナル内に専用カウンターが設けられており、パスポートと乗船券の準備が必要です。
ホテルとは違い、客室はあらかじめ予約されていますので、チェックインの手続きのみでOKです。
また、手荷物はこの時点で預ってくれます。
荷物は後ほど、客室までスタッフが運んでくれますが、この際、事前にプリントアウトしていた荷物タグが必要となります。
その荷物タグにより、スタッフが荷物を自分の客室のドア前まで運んでくれます。
セキュリティチェック
チェックイン完了後、次には専用のエリアでセキュリティ検査があります。
特に複雑な手続きはありませんので、安心してください。
航空機のセキュリティチェックとは異なり、ペットボトルをはじめとする液体の持ち込みも問題ありません。
客室へ
予約済みの客室へと向かってください。
船内案内者は同伴しませんので、船内に設置された客室位置図を参考にしてください。
予約していた客室に着いたら、「クルーズカード」(お部屋の鍵)が置かれていますので、それを使って入室してください。
船内では、ウェルカムドリンクをはじめとするおもてなしがご用意されています。
避難訓練
緊急事態に備える避難訓練が予定されており、全ての乗船者には参加が必須です。
客室内には避難先が記載されておりますので、客室内で避難訓練のアナウンスがあった際には、指定された集合場所へ行ってください。
イギリスのクルーズでは、救命ジャケットを持ってシアターへ行き、そこで避難についての詳細な説明を受けました。
一方、オーストラリアのクルーズでは、何も持たずに指定の集合場所へ行き、スタッフのチェックを受けるだけで訓練は完了します。
12月15日 下船について
下船の準備は、下船する前日に始まります。
荷物
スーツケースを含む荷物は、下船する前日に指定された時間に合わせて、お客室のドア外に置いてください。
翌朝、スタッフがそれをターミナルまで運んでくれます。
船内費用の精算
ショッピングや特別レストランなどクルーズカードで船内で支払ったお金は、下船日の朝に各客室に精算明細書が届けられます。
明細内容に不明な点があれば、パーサーズ・オフィスに申し出てください。
税関検査
オーストラリアクルーズでは、ありませんでしたが国によっては税関検査やパスポートコントロールがあるかもしれません。
JTBで2024年と2025年のクイーン・エリザベス 日本クルーズを予約
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