分かり合えない人を『理解しようとする』ということ
補足です。
言語化とはかくも大事なものですね。
話題に上がってる子に関しては、40人近くに相談しましたが、「あなたの言い分ややり方に何の問題があるの?」ばかり言われて、苦しかったし
「そんなお子様はさっさと忘れてしまいましょう!」も未だに腑に落ちていません。
こいつともうTRPGやりたくないなとは思い至りましたが、縁が切れて良かったとはまだ行き着いてない。その理由がわからなかった。
私、「否定はしてないよ」とは言ってますが、「なんで否定されたように感じたのか教えてくれる?」とは聞いてないですね。
記憶の中にもありません。
図星を指されて、非を認めたら叱責の嵐が待っていると確信しているのは間違いなかった友人が、認めたくない(攻撃されたくない)と思っていたのは、確証はありませんが、友人として悩みを聞いてきた分には、確信的なものは持てます。
持てるだけだけど。(本人から聞いてないので)
まあもちろん、理解しようとしたから話が出来るようになったかと言われると、ぶっちゃけ50:50です。
そこまで碌でなしではないと信じていますが、しかし情緒不安定な人の心の世界は引っ張られがちです。
もうそこに居ない人から言われた呪詛を繰り返し、「その人は今あなたと暮らしていないんだよ」と言ってようやく覚めますが、覚めたからって繰り返さないわけじゃない。
理解しようとしてきた点では、私に限るなら父のことを1年間ずっと調べたり、相談したりしてきました。note始めるより前だから、ログはTwitter漁らないと出てこないのですが。
一年以上経った今でも、「どうしたらいいのか分からない」そうです。5回くらい条件の再提示したはずなんですけど、何がそんなに難しいのか……。
まあ、そこは兄の方が言語化や説得が上手いので、下手に私から説明しても逆撫でにしかならないかな。
父に関しては、そうですね
『家庭の問題を外に相談したくない人の心理』とか『人に謝れない人の心の仕組み』とか『頭を下げられない人や自分の責任が理解できない人の対応の仕方』とか『プライドの高い人への接し方』とか『ひとつに拘ってしまって、話が頭に入らない人への話し方』とか『人はなぜ「気になる言葉」があると他の言葉が頭に入ってこなくなるのか』とか『昭和の価値観について』とか『家長父時代の考え方と産物』とか『ジェネレーションギャップがある人との話し方』とか『価値観を話し合うために』とか『喧嘩からの仲直りの仕方』とか、挙げきれない……挙げ切れないよ……とりあえず1年間ずっと費やしました。
図書館の蔵書も読んだし、ネットコラムも読んだし、本屋でそのあたりを歩いて探したし、医者やカウンセラーにも相談したし、仲のいい友達にも聞いたし、いや一年ってこんなに早く進むっけみたいな気持ちで探し回りました。特に図書館と医師にはお世話になったかな。金がないから。
話し方を変え、アプローチ方法を変え、話者を交代し、仲裁役を変更し、それはもう使えるものは何でも使いました。
幸いにも私は社会福祉士の学問を学んでいますから、医療や行政のみならず、幅広ければ幅広いほど柔軟に動けるため、学生時分からたくさん吸収してきていました。犯罪心理学の一コマに、収監所の人が講義に来たことがあり、見学を申し出たりしましたが、取り付けれなかったですね。
収監所での生活で、犯罪者が犯罪者を介護する場面も珍しくはないし、ホームレスよりは(建物に入るという意味で)マシだからと犯罪者になる方も少なくはないとはいえ、殺人鬼がいないわけではないと。
ただ、そんな殺人鬼の裏で、「犯罪者」という一絡げにされた人が社会復帰できない現実もある。
そんな社会に疑問を掲げるのも、少なからず社会福祉士の仕事です。
わかりやすいとこでいうなら、精神科病棟の改善や、高齢者施設を地域に建てることへの理解促進が近年では目立ちますかね。
まあそんな業界ですから、忍耐力、根気、アプローチ力、視点変更、信頼関係など
多岐にわたるものを手にしていきます。全員がそうなれるわけじゃないけどね。世知辛いね。
父へのアプローチももうこれでもかってくらいしてきましたが
全く。
伝わっていない。
娘の言葉が。
分からないようです。
一難去ってまた一難とは言いますが、ひとつ解決できたからとて、それがほかの場面にも通用するわけではありません。
しかし、考えない種にもなりません。
だから疲れるんだろうなぁ。
ポートフォリオ作らないといけないんだけど疲れてきてしまった。寝ようかな。