嘔吐が怖い

こんばんは。
今日は朝から嘔吐したというか、意図的に嘔吐したので、そういう話をする。終始汚い話をするので、吐瀉物に抵抗がない人だけ読んでほしい。

小さい頃になんかの拍子で吐いてしまった時に、親にすごい嫌な顔をされつつため息つかれたのが多分トラウマになってるのか、嘔吐するっていう行為が怖い。嘔吐恐怖症としてWikipediaも存在しているらしいが、深刻化と言われるとそこまででもないと思う。「吐くのが怖い」という話を同居人にすると、同居人も「怖いっていうか我慢してしまう」と言っていて、やっぱ珍しい話ではないんだな、と。
お互い普段から酒を全く飲まず、誰かと飯に行った席でも頑なに飲まない。体質的にダメだったのだ。もしかしたら、それなりに飲酒する人なら二日酔いやらで吐く機会が多いだろう(推測)から、もっとスムーズに吐けるのかもしれない。

スムーズに吐きたいと思う時はたまにあって、あまりにも脂っこいものを食べすぎたりとか、食あたりっぽいような胃の不快感があった時に「ああこれいっそのこと吐いたほうが楽だな」と思う。しかしどうしても我慢してしまうし、ちょっとえずいてしまって勝手に吐けそうになっても唾を捨てつつ我慢する。
ちなみに「えずく」は関西の方言らしい。割とどこでも聞くような気がする。
そんな自分が記憶に残ってる吐いた記憶は2つ。1つは中学生活最後の吹奏楽コンクールの前日にノロウイルスに罹患してヘロヘロになるまで吐いたこと。本番前日の晩に壊れた蛇口みたいに吐き散らかし、親の差し入れのポカリを飲んだ直後に戻す、ポンプのようになっていた。学生の吹奏楽コンクールは夏真っ只中に熱中症の危機に晒されながら待機する。筆者のいた打楽器パートは、音合わせはほとんどせずに、屋外から大型の楽器を運搬しつつ自分たちの出番まで待機するので、一層死にそうだった覚えがある。正直本番よりも楽器運搬までの道のりが一番キツい行事だと今でも思う。

2つ目は、原因は分からないが、ネットゲーム友達を『マビノギ』というオワコンゲームに誘った時に、お腹の調子が悪くなって退席したら便座に座った途端に溢れるように吐瀉物が吹き出してきて、抑えようとした手に反射して顔面とメガネがぐちゃぐちゃになった時だ。口から出る兆候が全く無かったのに急に出てきた上に、本当にマーライオンの如くジャージャー吹き散らしたので、吐き終えたあとに状況がよく飲み込めなかったのと一抹の感動があったことは覚えている。手だけ真っ先にキレイにして、友達には「吐いたから今日は解散で」と返して終わった。チュートリアルも始まっていないくらいの段階だったが、別にクソゲーなので誘った時点から間違っていたと思っている。今でもマビノギを真面目にやっている人間は正気の沙汰ではない、と言い切れるくらいの世紀末コミュニティになっているので、新規でスタートするのは絶対にやめたほうがいい。

今朝の嘔吐について

今朝は昨晩寝付けないまま迎えた朝で、心身ともにコンディションはよろしくなかった。アイスやらせんべいやらを割と食べて、寝れねえなあと荒んできた頃に同居人が起床して出社する頃合いになったので、全裸になって飼い主を引き止める猫の真似をしつつフローリングでぐったりして遊んでいた。間違いなく気が狂っていると思うだろうが、夏場は全裸になりがちで、意味不明な言動をとって同居人の気を引く行為も普段通りなので、ある意味正常な動きをしていた。

いってらっしゃいと送り出すと、そこそこ気温も上がっていたので寝床にサーキュレーター(送風機)を設置して、全裸のまま寝なおそうと試みた。
すると、胃がなんだか非常にむかむかして胃酸が上がっているような感覚を覚えた。横になったり姿勢を変えたりして吐き気が収まりやすいポイントを探っていたが、どうも横になっていても悪化する一方で、「これは自分で喉に指突っ込んで吐くしかないな」と、トイレへ向かった。この辺りから寝間着を着直した。寒いというよりは冷やして気分が悪くなっている気がしたのだ。

トイレに着いたら即座にスマホで「吐きたい 怖い」だとか「吐き方 姿勢」とかで検索しまくって、某知恵袋の回答を参考に姿勢を作った。頭が胃よりも低い位置に来るように立って、舌の付け根、喉の奥を指2本で押す。
押す前からもう涙目になっていたが、それよりも吐き出して楽になりたい。5,6回くらいいじくり回してようやくウェッと来たので流れに任せたら、
黒い、佃煮のような、ヘドロのような物体が、吐瀉物に沢山混じっていた
直近で黒いものを食べた覚えがないのでかなり困惑したが、それが何かよりも胃酸のニオイが不快なのでさっさと流してしまった。見間違えたか?メガネをかけていないから未消化の食べ物を黒く見間違えたかな?そうだもう一回吐いてみよう。
もう一回同じ動作を行って、まあまあそれなりに吐いてみる。やっぱりさっきと同じように、オレンジ色の胃液(少し前に歌舞伎揚をバリバリ食べていた)に混ざって、黒い液状の泥が混在している。口の中は普通に胃酸の味しかしない。
吐いた直後やトイレに居た時はどちらかというと”嘔吐する”という怖い思いをしたので平静じゃなかったが、落ち着いて口もゆすいだあとに、黒い物体が気になって色々と検索をかけた。文明の利器様様だ。

胃酸に血が混じったもの

黒い物体の正体は血の塊かもしれないらしい。胃などで出血が起きていると、少量や時間が経っている場合は胃酸と反応して黒い物体になるらしく、こうして出来たものを嘔吐した場合黒色嘔吐と呼ぶらしい。
つまり何らかの形で胃のどこかが損傷していることになる。胃潰瘍でも、がんでも、食道炎でも。まだ吐瀉物だけでは断定し難く、さらに考慮する材料としては排泄物、便の色調を見る必要がある。口から出てきた黒い血溜まりが便に混じって出てくるので、便がやたらと黒ずむ。こうなると、いよいよ前述の病状を疑う必要が出てくるのだが、あいにく筆者は数日便秘気味で便の様子を見れていない。
同居人に即座に連絡し、夕方頃帰宅なさった後すぐに消化器内科に向かった。ちなみに胃の不快感はひとしきり吐いた後収まり、そのまま寝落ちたので穏やかに夕方まで過ごせた、と思う。

病院にもよると思うが、最近は流行病の影響もあってか待合室に待たせてもらうことがあまりできない場所もあるようで、今日駆け込んだ病院と薬局は全て車内での応対・診察となった。診察というか、医者と電話して問診しただけである。電話口の医者も「熱がないから別に入ってきてもらってもいいんだけど…」と、どこかもどかしそうにしていた。クレーマーなら医者と電話するだけで金を取るのかと怒ってもおかしくないかもしれない。
とりあえず医師からは「まだ若いし大きな病気ではないだろうから、胃薬を5日分出しておきます。まだ胃の不調が続いたり、便の色がおかしかったら来てください。」ということで一旦は終わり、帰りに薬局からドライブスルーでガスター(ファモチジン)をもらい帰宅。胃酸を抑える薬だ。
問診で色々聞かれた際に胃が痛いか聞かれたが、割と普段から胃の痛みとむかつきはあるので、程度がわからず「あんまり…」と答えたのだが、やや不安は残っている。内視鏡で診てもらうくらいしてもらったほうが良かっただろうか。

ハムスターの様子

・特に怯える素振りはあまりない
・餌を食べている最中なら、肩の周りは軽く触っても問題ないようになった
・頭部や背中に近いところは、恐らく天敵を想起することもあってか避けようとする節がある
・そこそこフンも溜まってきた頃合いなので、土曜日(ちょうど迎えて一週間)に掃除するのにはいい具合
・というか食糞している…?

ハムスターは今も元気に回し車を爆走しているが、筆者はしばらく流動食での生活になる。今の時期は冷たいものに加え、暑さによる血管膨張で内臓への血流が減ってより一層胃が弱りやすいらしい。暑いからとアイスや冷えた飲み物を摂りすぎたり、上裸や全裸で過ごしすぎると胃腸を壊してしまうので、みなさん気をつけてくださいで。それでは今日はこの辺で。

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