クラフトビール日記:うちゅうブルーイング Limit Break Citra #5
よくぞ今週も水曜まで耐え抜いた。褒美にこのビールをやろう。
うちゅうブルーイングのLimit Breakシリーズ、こちらではMosaic版の方が先だけど、リリース自体はCitraの方が先。
巷では究極のビールの噂も立つこのLB Citra #5、色々研究を重ねてTIPAにすることでホップの量にクオリティが追いついたとか何とか……?
そんな噂のLB Citra #5、もちろん期待していいんだよね?ということで、飲む。
感想
缶を開けた瞬間からシトラシー、こんな体験なかなかない。
飲んでみると意外と甘みは感じない。
柑橘感はグレープフルーツ寄り?結構苦味が効いてて、濃縮された皮っぽさを感じる。
ヘイジーの樽の底の方を飲んでいるような、そんな印象。
しかし雑味はまったくない。それがLimit Breakシリーズの恐ろしいところ。
冷蔵庫から出した直後はやや尖った印象を受けるかな。やや辛み、渋味が目立つ印象。少し室温に馴染ませてからの方が角が落ちて飲みやすく、フレーバーも混ざり合ったような印象に。
意外にも、缶を開けた瞬間の香りの印象は持続しない。意外と香りは少ないのか、それとも味のインパクトで鼻がおかしくなっているのか、どちらなのか私にはよくわからないけど。
そして度数も9.5%とかなり高いのに、まったくアルコール感はない。
飲み切ってからアルコールの存在に気づく、そういう危ないやつだ、こいつは。
ただ、強いて言うとしたらボディ感もない。
よく言えば軽やか、悪く言えば飲みごたえに欠ける。
これは少し好みが別れる点かもしれない。限界まで濃縮されたシトラホップジュースとも言えるけど、ハイアルビールによくあるガツンとくる飲みごたえのようなものは期待してはいけない。
まぁ、シトラホップオンリーのヘイジーってあんまりそういうタイプの印象ないけど。
あと、他の人の感想を見る限り、結構人によって印象がばらけてるなという気はする。遠心分離機を使ってナントカカントカして、味は安定するかなと思ったけど意外とばらけてるのかもしれない。
いや、ドラフトで飲んでおくべきだったかなぁこれは……
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