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クラフトビール日記:In A Daze Brewing Hazy Daze Nectarine

先週末の夏山完遂祝杯ビールが結構尾を引いたので、今週の折り返しビールは木曜日に。
槍ヶ岳の帰りにふと長野駅の物産展に寄ったら見つけたもの。
その一週間前に長野駅前でやっていたクラフトビールイベントの影響か、長野産のクラフトビールの種類が非常に豊富で、気になっていたブリュワリーのビールをいくつか買ってみた。
トップバッターはこちら、In A Daze Brewing。

In A Daze Brewingは木曽駒ヶ岳の麓、伊那市にあるマイクロブリュワリー。
木曽駒といえば駒ヶ根の南信州ビールのイメージだけど、駒ヶ根の隣にある伊那市にも注目のブリュワリーがある。

感想

酸味を伴ったトロピカルフルーツのフレーバー。桃っぽい感じもありつつ、この酸味はアンズかな……と思って公式を見てみたら、納得。
名前にもあるネクタリンは、風味ではなく副原料を指すもの。桃の一種で酸味の強いネクタリンというフルーツを副原料に使ったビールらしい。
使っている量もおそらく結構多い。匂わせ程度ではなく結構しっかりネクタリンフレーバーを感じるので、ヘイジーではあるのだけど、どちらかというとフルーツビールに近い印象。

どうやらこのHazy Dazeはシリーズものらしい。ノーマル版ヘイジーや桜、山葡萄を使ったもの、プラムを使ったサワーエールまで。
……ん?Hazy Dazeだけどサワーエール?(笑

そしてIn A Daze Brewingの作るビールには不思議な後味がある、気がする。
おそらくホップ由来のものだと思うのだけど、ウッディというか松っぽいというか、針葉樹の樹林帯を歩いた時のあの香りを後味に変換したような感じ。グラッシーではあるのだけど、草っぽさというにはあまり純粋な草原っぽい感じではなく、ハーブのような一捻りを感じる青さ。
独特で個性のある後味なので、好みの分かれるタイプではあるかもしれない。
でも、この個性ある風味を特徴として持つのがマイクロブリュワリーの面白さでもあるよね。

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