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クラフトビール日記:Hoppin' Frog Barrel Aged B.O.R.I.S

昨日がラストにはならなかったね。
明日は家飲みしないので、今回が本当にラスト。

二日連続でインペリアルスタウトなんて贅沢な。
そんなのが許されるのは年末年始だけ。普段は絶対こんな飲み方しない。
とは言いつつ、冷蔵庫の中身を何とかしないといけないっていう理由もあったりして。

一年を締めくくるのに相応しくて、OmnipolloのBA Mammutにも負けないレベルのもの……と考えて、先日買った "やばいインペリアルスタウト" のひとつを開けようかなとも思ったのだけど。ふと、冷蔵庫の空き容量を確保するためには「なるべく容積の大きいもの」を開けていく必要があるなとも思ったりして。
「積みづらいもの」でもよかったのだけど(笑

そんなわけで選んだのはBA B.O.R.I.S。名前の通り、以前飲んだB.O.R.I.SのBA版なんだとか。
順序を考えるとD.O.R.I.S the Destroyerの方かなーとも思ったのだけど、あっちは350ml缶だから、冷蔵庫のスペース確保という目的にはちょっと合致しない(笑
あと、一年を締めくくるならBAスタウトの方がいいかなとも思ったりして。

感想

Sippin' BAにも負けず劣らず、非常に強い樽感。
樽感の後ろにB.O.R.I.Sのビター感やモルト、ホップの風味がやってくる、というくらいにBA感が強い。
コーヒーやチョコ系のビター感も、ローストモルトの焙煎感も、ホップの苦味もちゃんとある。でもそれがメインにならずにアクセントとして、木樽感の後ろに感じられる。バーボンバレルエイジドの強さをとことん押し出した一杯。
甘みはほとんどない。B.O.R.I.Sがカカオ86%なら、こいつはカカオ99%かなっていうくらい。ミルクチョコレートっぽいまろやかさは絶妙な感じで残ってはいるものの、糖の甘みみたいなのはほぼ皆無。

しかしこれだけ樽感がフューチャーされていながらも、(缶の)BA Ten Fidyのような樽感の暴力というわけではないかな。
香りや風味にしっかりBA感がありつつ、でもオリジナル版のB.O.R.I.Sと同じく度数が抑え気味なので飲みにくくはない。
もちろん、飲みやすくもないけどね。

個性は強いけど重たさはあまり感じないので、しっかりフードとも合わせられる。といっても普通のフードじゃなくて、チョコレートとかドライフルーツとか、濃い目の味のものが良いと思うけど。

2021年の締め括りはこんな一杯。
今年一年、甘くはなかったってことかね。
来年はどんな一杯が待っているやら。

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