クラフトビール日記:Vertere Nucifera
また日記書かない期間に入ってしまったけど、本当はいつも通り飲んでる。
飲んだその日に書かないと書かなくなってしまうんよね。
今日は夜になって少し冷えてきたので、インペリアルスタウト 。
長時間冷蔵庫に入れておいた紫缶があまり良くない結果になってしまった記憶もあって、スタウトでもなるべく早めに飲んだ方がいいかなと思うようになってきた。
Vertereは久々かな?
Baldwinii以来のアルコール度数10%超のスタウトということでちょっとした話題にもなったNuciferaを飲んでみる。
感想
度数の割にキツくないな、というのが最初の感想。
二桁になってくると味の方も濃厚になってくるので、悪くいえばクドい印象になりがちなのだけど。Nuciferaには全然クドさがない。
副原料は色々入っているのだけど、そこまで主張が激しくないというか。味のベースになっているのはあくまで麦の方なんだなという印象。
スタウトらしいビターさはあるものの、カカオやコーヒーで後から加えたような苦味ではなくて、ローストした麦の香ばしさがベースになっている。濃い麦茶を飲んだ時の香りをより強くしたような感じ。
甘さは自然。糖蜜や乳糖が副原料のラインナップに入ってはいるけど、所謂ペイストリースタウトの甘さではないかな。
温度が上がってくるとココナッツやバニラのフレーバーが顔を出し始める。
ミルキーな感じもあるけど、これもココナッツやバニラだろうか。まったりした舌触りだけどトロッとしたような感じとまではいかない。
香りは麦の香ばしさがベースにありつつ若干オイリーな感じもあって、これもココナッツ由来かな?
昨今流行の副原料感が強いスタイルとは真逆の、割と素朴なインペリアルスタウトがベース。そこにうっすらと副原料のフレーバーが加わって、味や香りの中からその要素を想像する楽しさがある。
Vertereのスタウトはこういう、繊細さや複雑さを感じさせるのが上手いなぁ。
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