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クラフトビール日記:Founders KBS Espresso

まだ書いてないビールが溜まってきて、最近はNote書くのもかったるくなってきちゃったんだけど、珍しい一杯と出会えたので久々に書こうかと。

既に一度触れたことのある、FoundersのKBSのEspresso版が入ってきたとのことで早速注文。
CBSがディスコンになって、その代わりに新しくラインナップに加わったのがこのKBS Espresso。去年一度作ったらしいのだけど、今回日本に入ってきたのは2バッチ目かな?

家に届いたその日に飲むのはどうかなって思って我慢しようとしたけど、やっぱり我慢できなくて開けちゃった。
安定感のあるFoundersのBAインペリアルスタウト、その新作の出来は如何に?

感想

レギュラー版?のKBSは既に一度書いた通り。
コーヒー感と木樽感のバランスが絶妙な、非常に飲みごたえるのある一杯。最近店頭で見掛けないけど、今年もまた入ってきたら……いいなぁ。

さて、今回飲むのはそのKBSに、熟成後にさらにエスプレッソ豆を加えたというもの。
ノーマル版のKBSでも感じたコーヒー感は、追いコーヒーしたことでどんな感じに変化するのだろうか?

と、思いきや意外と普通?
強烈なコーヒーフレーバーに支配されるわけでもなく、エスプレッソ的な酸味が強烈に加わるというわけでもなく。
追加したエスプレッソ豆が単純にプラスに働くというわけではなくて、デフォルトのKBSから木樽感を少し引いて、その分コーヒー由来のビターさが足されたような感じ。

酸味はそこまで強くは感じないかな?
コーヒー系のスタウトは、ものによっては酸味を強く感じることもあるけど、これにはそこまで強烈な酸味は感じない。
むしろ、ノーマル版のKBSよりも木樽感が薄れる分、酸味も控え目に感じるかもしれない。

温度が上がってくると少し角が取れて、隠れていた木樽感も顔を出してくる。
冷えた状態からバランスが良く、アルホリックな感じもなくて飲みやすいのだけど、KBSを飲んだ時に感じた複雑なフレーバーは温度が上がってからの方が近いものを感じるかもしれない。

コーヒーらしい苦味は増しつつ、それが飲みにくさには繋がっていないのはさすがFoundersといった感じ。
ただ、個人的にはKBSとCBSほどの大きな違いは感じなかったので、そこは期待値が高すぎたかな?
もちろん、非常に上質なインペリアルスタウトであることは言うまでもないのだけど。


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