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クラフトビール日記:うちゅうブルーイング LANIAKEA
タップルームでまとめ買いしたうちゅうのビールもこれで最後。
締めくくりにはやはりインペリアルスタウトこそ相応しい。
国産クラフトビール界のトップに君臨するうちゅうだけど、スタウトだけはWCBや京都醸造に一歩遅れを取っている感があるけど、今回飲むのは12%のインペリアルスタウト。ここはうちゅうの底力を見せてくれると期待したい。
感想
じんわりと広がるカラメルの甘みに加えて、ローストモルトの香ばしさやビターさも感じられる。それらが複雑に混ざり合って、ミルクたっぷりのコーヒーのようなフレーバーに。
そして微かに酸味も感じられる。
うちゅうのスタウトといえば副原料を使った甘さが印象的だけど、今回はそこまで甘くもない。なんとなく甘いと感じられるフレーバーはあるが、例えばWCBのSlumber Partyのような甘ったるさがあるというわけではない。むしろカラメル感やビター感、ロースト感の方が印象的で、しっかりとビールとして作られたインペリアルスタウトなのだという印象。
液質はかなり粘性が高く、この濃厚さを醸し出すバックグラウンドが窺い知れる。WCBや京都醸造が到達したインペリアルスタウトのクオリティに、うちゅうも到達したのだと感じさせられる一杯。