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クラフトビール日記:Adroit Theory Demons Surround Me
あけましておめでとうございます。
2022年も適当なペースで飲んでいこうかと。
多分相変わらずな感じでヘイジーとスタウト中心になるんじゃないかな。
2022年最初の一杯はこいつで。以前から書いていた "やばいインペリアルスタウト" の中の一本。その中でも一番度数の高い、17%のやつ。
多分、三ヶ日を逃すと口実がなくなるな……と思って開けてみた。
感想
しっとり濃厚。甘さはそこそこ感じるけど、しつこさを感じるほどではないかな。チョコっぽいビター感も多少ありつつ、メインはレーズンなどのベリー系のドライフルーツ感。遅れて、麦の穀物感と甘みもやってくる。
これBAしてんのかな?と思ったけど、どうやらしていないらしい。
ボディ感もそれなりに重厚だけど、甘ったるくはないので、それ系の飲みにくさは感じない。まぁ、この度数なので飲みやすいとは言わないけど。
15%を超えると嫌でもアルコール感が目立ってくる(と私は思う)。これは確かにアルコール感もあるけど、それも含めてうまくバランスが取れているような気がする。
奇を衒った副原料は入っていなくて、オーツやラクトース程度。あとはブドウ糖が入ってるのがちょっと珍しい?
割とシンプルな構成でこの熟成感はなかなかのもの。今までにあまり飲んだことのないタイプのインペリアルスタウトかなと思う。
ATは紫缶の印象が強かったけど、これは紫缶のわかりやすい美味さみたいなのとはちょっと違うような。
ヨーロッパの古風なインペリアルスタウト路線、あれをATの解釈でモダナイズするとこうなるのかな。記憶の中にある6〜7年くらい前に飲んだインペリアルスタウトを洗練させると、こんな感じになりそうな。