クラフトビール日記:サンクトガーレン 和梨のヴァイツェン
溜まってた休みを消化するので、今週も三連休。
なので金曜夜も飲んでしまおう。
こういうタイミングでは軽めのビールが欲しいところ。
最近ヘイジーでもスタウトでもない、度数の高くないビールをいくつか買ったのでその中から選んでみる。
なるべくフレッシュなうちに飲んでおきたいのはこれかな、と選んだのがサンクトガーレンの和梨のヴァイツェン。以前周囲で話題になって、でもちゃんと飲めなかったやつ。
サンクトガーレンのフルーツビールの魅力はタップルームで既に体験済み。これは絶対美味いやつ、ということで期待値を高めに設定して開けてみる。
感想
完熟した梨のフレーバーとエステル香。酸味も微かに広がる。
度数は5.5%と、一般的なビールの範囲内。
重たいビールではないのだが、フルーティな甘みと酸味、モルトの穀物感が長く尾を引く。
うーん……これは、美味い。
まるでジュースのようなフルーツビール系ヴァイツェン。飲みやすくはありつつも、しっかりヴァイツェンらしさやモルトの存在感もある。
さすがサンクトガーレン、と言わずにはいられない出来。
スムージーサワーエール系のように露骨にフルーツの存在感を出すのも良いけど、こうしてバランスよくビールらしい形に落とし込むというのもまたひとつの正解だなぁと再確認。
普段そこまで積極的に手に取ることのないヴァイツェンだけど、定番の桃をはじめフルーツとの親和性は高いね。
ビールという酒の懐の深さが、こういう面白いものを生み出してくれるのかな。