クラフトビール日記:Lervig Toasted Maple Stout
今日はクリスマスらしい。
じゃあクリスマスらしいビールを飲まないとね。
というわけで今日はインペリアルスタウトの日。
だいぶ冬らしい寒さになってきたので、こういう濃いめ甘めのインペリアルスタウトが合うよね。
Times 8と同じタイミングで買ったスタウトで、こちらも同じくLervigのもの。BAはされていないけど、スタウト+メープルシロップの組み合わせは鉄板なので楽しみにしていたやつ。
感想
意外とソフトな口当たり。
甘いスタウトではあるけど、コッテリした感じはない。
ローストモルトの香ばしいロースト感やビター感に、メープルシロップのやさしい甘みが溶ける。
Times 8はギーク以外に勧められないタイプの濃厚スタウトだったけど、こちらは度数の割に適度な軽さがあって飲みやすい。後味にはばっちりメープルシロップのフレーバーが効いてるので、そこまで濃くないのに飲みごたえもばっちり。
少し甘塩っぱい醤油っぽさがあるけど、豆っぽい感じはしないので悪い印象を持つことはないと思う。
Times 8の暴力的な味に対して、こちらは全体的に上品さが印象的。
べったべたに甘くすることなく、シンプルにローストモルトとメープルシロップのフレーバーをうまく活かしたハイクオリティなインペリアルスタウト。
スタウトの副原料としてのメープルシロップは王道だけど、ここまでうまくモルトを感じさせつつフレーバーを引き立てたものを飲める機会はなかなかない。ただ単に副原料の印象を強めるのではなく、ちゃんとローストモルトのフレーバーを一緒に楽しめるという点において非常にクオリティが高い。
最高峰のインペリアルスタウトを作るブリュワリーを見せられたな、という気がする。