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クラフトビール日記:Lervig 3 Bean Stout

水曜まで頑張って耐えてきたのでそろそろビール解禁。
疲れたから今日は飲むよ。

今週は割と涼しいからスタウト開けてもいいかな、と思ったら今日になってちょっと暑くなったりして。
でも完全にスタウトっていう気分になっていたので方向は変えず。

今回飲むのはあの Sippin' Into Darkness を作ったLervigのインペリアルスタウト。
ちょっと癖の強いタイプのスタウトで、かなり人を選ぶ一杯。インペリアルスタウトは好きでも、これはちょっと……という人もいる、と思う。

私は、毎日飲みたいとまでは思わないけど、当たりの時は割と美味しいと思った記憶がある。
それが久々に入ってきたので、嬉しくなって買ってしまった。
前のBA Sippin'も嬉しかったけど、あれはコラボビールだったので。Lervig単体のスタウトを飲むのはかなり久々な気がする。

感想

名前の通り3つの豆の要素が真っ先にやってくる。バニラとココアのフレーバーももちろん感じられるが、一番インパクトが強いのはやはりトンカ豆。
やはりこのシナモンのようなスパイシーなフレーバーがこの3 Beanの特徴であり、好みの分かれるスタウトと言われる由縁。これが強すぎるとなぜかカップ焼きそばのような味になったりするのだけど、そうならない本当にギリギリのところを突いてくる。
ただスパイシーなだけでなく独特の豆っぽさもあって、それがこのビールのどこかエキゾチックな印象を補強する。

温度が低い状態ではピーキーな部分はやや抑え気味で、チョコ風のビター感も感じられる。温度が上がってくるとスパイス感が増して、コーヒー系の酸味も顔を出し始めるような。

シナモンというとお菓子やケーキの甘くて香ばしい感じを思い浮かべる人は少なくないだろうけど、実際にはカレーにだって使われることのあるスパイスの一種。このビールも甘みがないわけではないけど、昨今の長時間マッシュな濃厚スタウトと違ってコッテリした甘さではないので、ペイストリースタウトを思い浮かべると痛い目を見るかも。
独特のフレーバーではあるけど、海外らしい思い切りの良さや、今の洗練されたスタウトとは違った荒々しさをふと感じたくなった時に、これがあったら開けてみるのも悪くはないんじゃないかなと思う。

ちなみにこれのBA版もあって、この記事を書く時に見つけたのだけど、さすがにその値段だと手が出ないかなぁ……とか思った。
とか言っておいて、買う可能性もゼロではないのだけど。

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