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クラフトビール日記:Fair State Heckin’ Chonker

値札を見間違えて「おっ安いじゃん」と思って買ってしまったBBAペイストリースタウト。
見間違えてなくても値段が4桁な時点で安くはないんだが。
そんなわけでこいつ、見た目は可愛らしいけど数種のBBAペイストリースタウトをブレンドしたというタフなやつ。

WCBのTBB:MUが冷蔵庫にあるので飲もうかなあと思ってたけど、あれ飲むならチョコ系のフードと合わせたいので、代わりに甘めのやつを飲もうと思ってこいつを開けてみた。

感想

先に言ってしまうと、BBAペイストリースタウトとはいうものの、甘さはかなり控えめ。ロースト感と樽感が強く、ペイストリーというにはやや甘みの主張が弱い。
お菓子感は僅かに、元のスタウトはチョコ系の甘いやつだったんだろうなぁ、と思わせる程度。
ちょっとべたつくというか、とろっとした舌触りはあるかな。

BBAインペリアルスタウトに感じがちなキツさはかなり控えめかな。
木樽感は結構あるものの、その手のスタウトによくある飲みにくさはあんまり感じない。
それでいて、木樽っぽい塩の香りや酸味はちゃんとある。

Fair StateのインペリアルスタウトというとFSB 2019がかなり甘ったるくて、BBAペイストリースタウトにカテゴライズされたHeckin' Chonkerもそっち寄りの味かなと予想していたけど、意外な展開。

不思議な感じではあるけど、これはこれで良いかなと思わせる味。
ただ、値段を考えるとちょっとコスパは悪いかなぁ。悪くはないのだけど、ここまでの値段になるとAdroit TheoryやSalvadorが比較対象になってしまう。さすがにそれらと比べるとちょっと見劣りするかも。

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