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クラフトビール日記:WCB Southern Legends
今週は変則的に、火曜日にビール。
待ち構えている水〜金曜日を乗り切るために、500ml缶のIPAを開けよう。
というわけで取り出したるはWCBのSouthern Legends、Cold IPAなのだとか。
……で、Cold IPAって何?
ふむ。ラガー酵母を使った、ヘイジーへのアンチテーゼ的なビールを意図して作られた、と。
純粋に、ホップのフレーバーとアロマを感じられるビールを目指したそうな。
IPL、Brut IPAにも近い?
よくわからないのでとりあえず飲んでみよう。
感想
キレのあるドライな飲み口。その中にじわっと広がるホップの苦み、そこにモルトの甘みが添えられる。
透明なビールらしいダンクな感じで、針葉樹っぽいウッディさ。ラガー系っぽい苦みの残り方をする。
そしてそのひりつくような青さの奥には、ホップ由来のフルーティなフレーバーが潜んでいる感じ。
アロマはちょっと弱い感じがするけど、ホップのグラス感がどっしりくる。クリアではあるが軽くはない、適度な飲みごたえ。
なるほど、ホップを感じるためにそれ以外の要素は敢えてラガー系の大人しいものにしたのがCold IPAかな?
パイニーでダンクな感じはウェストコーストIPAにも通じるものがあるけど、より淡白にしてその分ホップの色を全面に出した感じか。
でも普通のIPAよりもシャープな分、逆にモルトを感じるようなところもあったりして。
単品で楽しむには淡白すぎるような気もするけど、そういうビールは大抵フードとの相性が良いもの。
ビール自体の主張が(ホップのフレーバーを除けば)強くないので、あまりペアリングを考えなくて良いのも良し。
フルーティ感全推しのヘイジーの合間に、たまにはこういうビールもアリなんじゃないかな。