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クラフトビール日記:WCB All The Clouds
都心でも雪が降るほどの寒波襲来で、今週末はインペリアルスタウトを飲みたい……と思いつつ、でもヘイジーは新鮮なうちに飲まなきゃ。
というわけで今回飲むのはWCBのAll The Clouds。去年の3月くらいにリリースされたらしいので、今回飲んでいるのは2ndバッチかな?
評判は良かったようなのだけど、全然知らなかった。そんなDDHヘイジーDIPA。
先日飲んだDark Lab Series 02とセットで買ったもので、周囲の評価も高かったのでフレッシュなうちに飲んでおこう、ということになった。
感想
かなりさっぱりした、ライトボディで淡白なヘイジー。
直接的な甘さもないし、酸味や苦味も強いものではない。
しかし淡白ではあるが、薄味ではないのだ。
濃厚さはないのだけど、ぐっと濃縮されたような柑橘感がある。
例えばはっさくのように薄味の柑橘系の果汁を凝縮したような。
温度が上がってくると微かに桃のようなトロピカルなフレーバー、蜜のような甘い香りも加わる。
一般的なヘイジーより少し温度高めの状態で飲んだ方が、色々なフレーバーが開花するので良いかもしれない。
そんなわけで度数高めのDDHヘイジーでありながら、飲み疲れするような重さはなく、かといって飽きやすい薄味なビールでもない。そんなビールだった。
ジュースのような飲みやすさとはちょっと違うけど、本来の意味でジューシーで飲みやすいタイプのヘイジー。
これはこれで、普段のWCBのどの系統とも違う方向性。温まってくると次第に様々なフレーバーが見つかるので、美味しくて楽しい。