
クラフトビール日記:富士見平小屋x八ヶ岳タッチダウンx横濱Cheers 奥秩父山賊ビール
やったね三連休。
天気はあんまりよくないのと、行きたい山がぱっと思い浮かばないので、今日は家でのんびり。放置してた曲のギターを録ったり。
せっかくの連休なのでビールもいっぱい飲むぞ。
というわけで連休初日は軽めのビールを一杯。
先日登った瑞牆山&金峰山の拠点、富士見平小屋で買えるビールを敢えて持ち帰ったので、それを飲んでみる。
富士見平小屋で買えるクラフトビールは、この奥秩父山賊ビールとピルスナーの瑞牆ビールの2種。以前はこの他にロッククライマーという濃いめのビールもあったのだけど、もう残っていないみたい。
作っているのは八ヶ岳タッチダウンなので、ベースはプレミアム ロック・ボックだったのかな?
度数もお値段もやや高めで、小屋で買うと(2018年当時で)1500円だったので、物価の高い山小屋と言えどもあまり受け入れられなかったのかもしれない。
美味しかったんだけどなぁ。
感想
デュンケルらしい濃色のビールで、黒というよりは褐色、琥珀に近い。
苦みは控えめで、ライトなボディにモルトの甘みがやさしく広がり、後ろの方に微かにホップの苦味。
度数は6%で、普通のピルスナーと比べるとほんのちょっと高めか。
瑞牆山の岩混じりな急登を登った後だとやや濃い目に感じるけど、家でゴロゴロしていただけの日に飲むと軽く感じる(笑
でも、山で飲むビールは基本的に味が濃い。
水も限られているので身体の水分も不足気味の状態、腹も満たせるとは言い難い状況なので、一番搾りすら甘みを濃く感じる。
なので、これくらいのバランスの方がちょうどいいと思うのだ。
もしかしたら中身は八ヶ岳ブルワリーのデュンケルそのまんまかもしれないけど、テント泊装備で山に登る時にビールまで担ぎ上げるのは結構大変なので、基本的にはビールは山小屋で買うもの。
そういうタイミングでピルスナー以外の選択肢があるっていうのはありがたいもので、しかもそれがヴァイツェンとかじゃなくて濃色系のビールっていうのは二重にありがたい。
どうせ買うなら大手のビールよりもこっちを選びたい、そんな需要を満たしてくれるこのビールは貴重なのだ。
あとはコンディションかなぁ、おそらくワンシーズンに何度も瓶詰めしないと思うので、秋よりも春に登って買った方がフレッシュかもしれない。
まぁ、デュンケルならそこまで気にしなくてもいいと思うけどね。