クラフトビール日記：WCB Window To Vertere 2023

なんか最近忙しくなってきたので、鬱憤を晴らすためにも大きめのビールを。
そんなわけで手に取ったのは毎年恒例、用宗WCBと奥多摩Vertereのコラボビール。
今年は運良く両方買えた……と思ったら、ヘイジーじゃなかったでござる。

感想

きりっとさっぱり、ドライめのWCIPA。
甘さ控えめで酸味強めの柑橘感に、ホップの苦味も健在。
ジューシーかつダンクな一杯。
苦さの中に微かな甘みを感じる、同じフルーティなIPAでもヘイジーとは真逆のスタイル。とは言えWCIPAとしてはややフルーツ感強めで飲みやすいタイプだと思う。
そして度数も7%と控えめで、味の方もホップの苦みに頼り切ったインパクト重視という印象はなく、バランス良く飲みやすい印象。ヘイジーは好きだけどWCIPAみたいに苦いのはちょっと、という人でも飲めるバランスというとイメージできるかなぁ。
コラボした両者のビール作りに真摯な姿勢というか何というか、そういうものを感じる一杯ではある。

ただ、本音を言うとお祭り感はないかなぁという印象ではあって。
うまくできたビール、日常的に飲みたいビールではあるのだけど、大御所同士がコラボしたワクワクするビールかというとまた別で。なんか小綺麗に纏まりすぎてない？とも思ったりするので、来年はまた全然違ったキャラクターを出してくれたら良いなぁ。