WCB Dark Lab Series 03
すっかり冷えるようになって、登山ウェアもミレーの網シャツからモンベルのジオラインに衣替え。
そろそろ冷蔵庫の中身も明るくて華やかなヘイジーから、重厚で飲みごたえのあるインペリアルスタウトへと衣替えしなくては。
いや、別にヘイジー冬に飲んでも何の問題もないんだけど。
そんなタイミングでふと、通販サイトを見かけたらWCBの新作インペリアルスタウトがちょうど出るタイミング。ただ、他の在庫がなんかあんまりそそられる感じではなかったので、WCBの公式の方で買うことに。
The Lupulin Treeとshiz_hazeとのセットも良いのだけど、スタウト1本だけっていうのはなんか物足りないんだよなぁ……、ということで4本ともインペリアルスタウトのやつを買うことに。
うん、スタウトはいくつあっても困らないからね。
そんなWCBの新作スタウト、前回はかなり度数高めの攻めた内容だったけど、今回はどうかな……?
感想
ココアやチョコレートの深いビター感とナッツのオイリー感、バニラの甘い香り。
最初はチョコメインだけど、少し温度が上がってくるとナッツの香ばしさが加わってくる。
酸味は少なく、咽せるほどのココアやナッツとバニラのアロマ。そう、これだよこれ。WCBに求めるスタウトはこれだよね。
若干の粉っぽさやアルコール感はあるが、非常に濃厚で、充実感のあるペイストリー系のインペリアルスタウト。
しっかり甘みはあるけど、甘すぎるというほどではなく、全体的な質感をまとめる程度に留まる。ただのチョコではなく塩チョコというのも納得。
温度が上がるほど甘みは引っ込んでいき、代わりにビター感が前に出始める。
甘すぎないということは飽きにくいということでもあり、これだけ濃厚なスタウトなのにするっと500ml飲めてしまう。
これはノンBAでも文句なしに美味い。
WCBの歴代スタウトの中でもトップクラスの出来じゃなかろうか、海外の有名どころだってここまでの出来のものはいくつあるのやら。
いや、これは買い込んでおいて正解だったなあ。