クラフトビール日記:Outsider Brewing Pitbull 2022
何もしなかった連休最終日、最後の晩酌くらいはちょっと変化をつけていこう。
ということで昨年買ったまま冷蔵庫で眠っていた一杯を開けようと思う。
本当はこれを今年最初の一杯にしようと思っていたのだけど。
いまだにバーレーワインのことはよくわからないけど、Pitbullはビアバーに繋がっているのを何度か飲んで、その度に美味しいなあと思う。
そんなPitbull、今回飲むのは昨年甲府に行った時に現地で売っていたのを見つけて買ったもの。2023年の始まりにちょうどいいかなと思って、このタイミングで開けてみた。
感想
少量を口に含むだけでもじんわりと広がるモルトの甘みと、黒砂糖やカラメルのような香ばしさ。ドライフルーツというよりはブランデーのような果実感と、微かな酸味。
度数は15%と高めだけど、アルコール感はそこまで強くない。
甘さも、副原料マシマシのスタウトのお菓子のような甘さではなく、舌に触れるとふわっと甘みが広がって溶けていくような感じ。
熟成感のあるフレーバーが余韻として残るものの、全体的にはドライな印象。
ただ、バランスがよくとても上品なビール。
フードと合わせるのも良いのだけど、風が吹けば消えてしまうような繊細な余韻を楽しむために、これだけを単体でちびちび飲むのもいいなと思う。