行き遅れ婚活録③~マッチング編~
今回はペアーズで実際にマッチング後の初デートをした体験談を書いていきます。ケース数が少ないので、内容も少なめです。
※こちらは婚活禄の第3回となります
ちょっと余談ですが、マチアプをするにあたって、完全に恋愛初心者じゃ色々苦戦するかなと思っていましたが、意外なところでこれまでの経験が生きました。
というのも、私は接客業、登録制チャットの管理人、ネッ友と遊ぶ経験などを何年もしていたので、文章の書きぶりや話し方から、相手の人となりを推察する能力がそこそこ鍛えられていました。
また、異性の友人付き合いも多く、男性の色んな面を見ていたので異性に対して幻想が少なかったです。それが、今回少ないマッチングで本命までいけた理由の一つにもなったのかなと感じています。過去のサブカル趣味がプラスに働くとは人生わかんないですね。
●私がマッチングした人たち
さて、本題に入ります。
私はペアーズをやる中で、開始から2週間くらいで2人とマッチングし、その更に2週間後くらいにもう1人とマッチングしました。
2人目(業者はカウントしない)まではポンポンとマッチングしたのですが、今まで通りの生活に加えていいね!してくれた相手を確認しながら2人と同時にチャットするのは結構大変で、そこから先は「一旦この2人のどちらかにするつもりで進めよう」となっていました。
先にマッチングした2人はこんな感じ(うろ覚え)
①院卒研究職。同い年。サブカルに理解がある。大人しくて礼儀正しい雰囲気の人。
②院卒公務員。年下。鉱物のヲタク。異性とあんまり関わったことなさそうな人。
学歴は選んだわけではなく、この2人以外にもなぜか院卒の方からのいいね!が多かったです。学問に打ち込んで青春を置き去りにした人が登録者に多いのかしら…?
2人ともチャットは大変受け身でした。ちょっと残念でしたが、ここがアプリであることを考えるとそんなものかもな~、業者っぽくなくて安心できるしいっか。と思って、積極的に話題を振って相手の好きな事とか聞いていたのですが、①の方が数日に1回の返事にも関わらず「僕もそう思います。」くらいしか返して来ないラリーが続いたので、今後ずっとこれだと思うとしんどく感じてフェードアウトしました。2~3週間くらいだったかな。悪い人ではなかったのですが一生のお付き合いとなると…
②の方は、小さい頃からの趣味の話や、最近遊びに行った場所など、聞けば楽しそうに返事を返してくれたし、ほどほどに聞き返したりもしてくれていたので、何とか楽しくチャットが続きました。1か月くらいで会ってみようという話になったので、ランチのお約束をしました。
①の方が下火なタイミングでいいね!を頂いた方の中で、いいかも…と思えたのでマッチングしたのが
③院卒会社員。年上。ゲームと釣りが趣味。どことなく陽の気がある人。
でした。私は院卒ホイホイか? こちらが後の彼氏です。これまでの2人と比べるとグイグイ来る感じでしたが、言葉は綺麗でプロフのどこを見ていいね!してくれたのか、など丁寧に書いてあり、第一印象でビジネスメール慣れしてそうだなと思いました(実際そうだった)。マッチングから2週間で会いたいと言われ、スピード感が怖かったのですが、プロフィールのそこはかとない不器用感から、多分そういうのじゃないな、と思えたので、この方ともお会いする約束をしました。
案外プロフは少し下手なくらいが安心できるのかも知れない。
●実際に会ってみた(②さん編)
先ほどの2人(②さんと③さん)と会った時の出来事をまずは②さんから書いていきます。
②さんとはランチのお約束でしたが、お店や時間は全部お任せされたので私が好きに決めました。
待ち合せの駅前に30分くらい前に到着。近くで古本市をやっていたので、本を見ながらのんびりしていたら、時間通りに②さんがやってきました。正確に覚えていませんが、私服の中でも無難な服装(黒系統)を選んで来られたような印象でした。
駅周辺は私の方が詳しかったこともあり、お店は私先導で入る形で、景色の良い窓際の席を案内してもらいました。
(2人用のテーブル席なので他にどうしようもなかったのですが、向かい合う形で座ったのが今思えば良くなかったかなと思います。)
メニューを選ぶ間から食べ終わるまで、とにかく会話が続かず、沈黙が6割くらいでした。私なりに話題を振ってもそのあとのラリーが続かず、初対面の人の顔をまじまじと見るのも気まずかったので、私もつい窓の外ばかり見てしまいました。これではいけない!と思い景色に対して適当に話題を振ってみようとしましたが、
「あの○○素敵ですよね」
「そうですね・・・」
ー会 話 終 了ー
といった具合で、結局無理に話題を提供するのを諦めました。ご飯はおいしかったです。支払いは私の希望(プロフにも明記していた)できっかり割り勘にしました。
お店を出てから、では解散、とも言いづらかったので「何かしたいこととかありますか?」と伺ったところ、何もなし。でも解散もしたくない、ということでとりあえず周辺を散歩しました。
駅前に戻り、今度こそ解散しようと持ち掛けましたが「いや、もう少し…」みたいな感じだったので、行きたいところを伺うと本屋と言われたため、とりあえず近くの書店へ。
②さんは何か目当ての本があるようで、一人でどんどん奥に進んで行ってしまいました。付いていこうか迷いましたが、この時点でこれ以上の沈黙は辛いという気持ちが大きく、かつ②さんとやっていくのは厳しそうだな…と感じ始めていたので、私は私で目立つ場所で気になる本の立ち読みをして待つことにしました。この時、恋愛初心者ながら(これデートかな?)と思ってました。
しばし待っても②さんが戻らないので一度トイレに行き、SNSチェックで英気を養ってから戻ると②さんも本を見終わっていたので、改めて今日は解散しましょう、と持ち掛け解散しました。
解散後のやりとりで、②さんから「今日臭いませんでしたか?実は昨晩納豆を沢山食べたんです」といった旨のメッセージが来ました。
気合を入れて行っていたのは自分だけだったのかと思うと、気持ちがぐったりしてしまいました。
●実際に会ってみた(③さん編)
③さんとは②さんよりずっと後にマッチングしましたが、チャットの進展が早かったため、1回目のデートは②さんと1週間違いと直近になりました。
(③さんと1回目のデートをした翌週の土曜に③さん2回目、日曜に②さん1回目という感じです。時系列わかりにくくてすみません)
約束はこちらもランチで、お店選びはお互いに候補を出して決め、③さんが予約を済ませてくれていました。
この日私は車で現地まで向かいました。2時間余裕を見て出発しましたが、悪天候のせいか途中で大きな渋滞(事故があった?)に巻き込まれて待ち合わせに5分遅れてしまい、会った瞬間謝罪するという印象の良くない初対面に…。
開始早々に見切られることを覚悟しましたが、③さんは「詐欺かと思ってちょっとヒヤッとしました 笑」と笑顔で流してくれました。この時は社交辞令だとしても優しい対応に救われました。実際に見た③さんはアプリのお写真より綺麗な印象で、親しみやすい雰囲気でした。
ランチの間、何を話そうかと戸惑うことはなく、自然に会話を続けられました。③さんは進んでご自身の話をしてくれました。今日は都府県外(しかも隣以上の距離)から来ていて、現在一時的に転勤中であることを告白され、遠方からお金と時間をかけて来た人を更に待たせたってこと!?と罪悪感が増えました。
内心怒ってたりしないかな…という心配はありましたが、料理の感想や最近遊びに行った場所などの雑談をしている間にあっという間に退店時間になりました。
初回は少し話し足りないくらいがちょうど良いとインターネットに書いてあったし、今日は解散かなと思っていたら、お店を出た瞬間に「話し足りないので、よかったら美術館でも行きませんか?」と持ち掛けていただきました。とても嬉しかったのですが、美術館で会話が弾む姿を想像できなかったので、科学館はどうですか?と代替案を持ち掛け、快諾してもらいました。
(科学館をチョイスしたのは、先の会話から③さんがゴリゴリの理系であることがわかったからですが、後日談でこれが非常に刺さっていたと聞きました。)
③さんの希望でまずプラネタリウムを見て、色んな実験を体験できるコーナーへ。最初のうちは私以上にのめり込む③さんをニコニコ眺めていたのですが、私自身が科学館が大好きなので、気が付けば2人で語りまくり遊びまくり。閉館時間になってやっと「こんな時間!?」という具合に。外は日が落ちかけていました。
解散前に(割勘支払いのため)Paypay教えて下さい!とスマホを出した時に、LINEの交換と次回のデートを持ち掛けられました。今日はやらかしたと思っていたので、驚き半分安堵半分で快諾。次回の日程を決めて、解散しました。
帰り道ギリギリまで一緒だったのですが、その道中で③さんは職場のことを話してくれました。そんなに個人情報を初回で開示して大丈夫なのかしら、とは思いつつも、安心できる方だな~と感じました。
面と向かって異性にデートに誘われるのは初めてだったので、ちょろい行き遅れは内心浮ついていました。
③さんとの2回目は次回。
~④仮交際編に続く~
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