見出し画像

プロ野球にタイブレーク

原辰徳監督がプロ野球にタイブレーク導入を提案したそうです。

おそらくプロ野球ファンは文句を言うと思いますが、私は良いと思います。というか、通常のシーズンにもタイブレークを入れるべきだ思いますね。

とにかくプロ野球はダラダラダラと試合をやりすぎで、22時台に試合が終わることもザラ。かと言って時間制限を設けるのは、野球が変わってしまう。

2011年にはわざと展開を遅らせて、次のイニングに入らせないみたいなことをやっていたチームもありますので。原氏のいうように、引き分けよりは、勝負がついたほうが良いでしょうし、今やタイブレークを導入していないのはプロ野球だけですし。

それにプロ野球は1試合の価値がめちゃくちゃ低い。今日負けたって明日勝てばいいという世界なのだから、本来アマチュア野球よりもタイブレークに適した環境と言えます。「そんなの野球じゃない!」とか顔を真っ赤にしてしている人を見ると、シラーっとしてしまう。

タイブレークが先行後攻どちらが有利かという議論ですが、Twitterで誰かが「ほぼ互角」と社会人野球のデータを出していた気がします。以前WBCの前に古田敦也がドヤ顔で「相手の出方を見て作戦を変えられるから後攻有利!」と言ってたけれど、タイブレークを年に5試合?は見ている自分の感覚だと、先行のほうが有利な気がしています。

というのも、先攻は必ず同点から試合を始めることが出来ますが、後攻は先攻が1点でも取られると、「3アウト取られたら負け」から始めなきゃいけない。これは結構大きくて、某チームはこのシチュエーションで逆転した記憶がありません。たとえば表に満塁ホームランが出てしまうと、4点ビハインドから始めなきゃいけないわけで。将棋と同じで、「先に攻撃できる」分、私は先攻が有利だと思うんですけどねえ。

もちろん先攻が0点だと、後攻が有利なわけですが。以前日立市長杯で表に満塁ホームランで4点、その後1アウトから5点取られて負けたチームもありました。あれは投手起用が・・・でしたけど。

まあタイブレークははっきり言って心臓に悪い。でも早く終わりますしね、少なくともプロのレギュラーシーズンの試合なんてどっちが勝ったっていいからね、さっさと終わるようにしなさいよ、と。




いいなと思ったら応援しよう!