ピッチクロック導入
日本のプロ野球でも導入されるようです。
正直私も当初は反対派でした。社会人野球ではすでに20秒ルールはありましたのでそこまで違和感がないというのが正直なところ。
以前は取る審判と取らない審判がいたり、明らかに投球を妨害するような感じで20秒を宣告するようなのもいましたが、ピッチクロックで時計がしっかりと導入されたことで投手も時間を確認できるようになり、そのなかで「長く持つ」「短く持つ」を変えることができるようになったみたいです。
https://www.youtube.com/watch?v=0JMF6GAJWP4
また牽制の数が制限されたことでかなりのスピードアップにつながっている。「盗塁爆増」なんて言ってる人間も見たが、社会人野球を見る限り逆にスタートが切りづらくなっているのかな、と思うことも。実際3月のスポニチ大会では異常に牽制アウトが多かった。野球が変わるということも、起こり得ないと私は思う。
JABA大会を見る限り時短効果は明らかと言えるでしょう。またテンポが良くなることで、野手が守りやすくなるという側面もあるでしょう。ただし7回制は断固反対です。
日本のプロ野球はサインの交換も長いし、牽制もしつこいし、なかなか打席に入らないやつもいるし、森福みたいにいつまでたっても投げないやつも多い。はっきり言って見ていてイライラしますね。
「間が好き」という意見も理解できなくはないけれど、試合が短くなればその分早く帰れるし、中継も早く終わるわけですから。私は良いことしかないと思う。あのチンタラやってる感じが好きなら、好きでいいですけど。早くやれよと思っている人もいます。
「プロ野球しか知らない」人は反対するのでしょう。プロ野球を30年見ている人と、ありとあらゆるジャンルの野球を5年見ている人では、後者のほうが見識が深いです。そもそもピッチクロックを導入された野球を知らないのに、その前から批判するのもどうかなと思います。
とくにプロ野球は伝統芸能と感じている人はDH制もタイブレークも拒否ですから。ピッチクロックに合わせてタイブレークも導入するべきだと思う。反対している人がおかしいとは言わないし理解もできるけれど結局「自分が楽しくない」だけなんだろうなと、私には思えてしまう。
後は審判のストライクゾーンをなんとかしないと、というのはあります。社会人野球でも極端に狭いストライクゾーンの審判が主審をすると試合が長くなる傾向がある。プロのストライクゾーンはアマチュアと比べるとボール1個分狭いと言われていますので。その辺も変えていかねばならないでしょうね。
まあプロ野球なんてどうでもいいっちゃあどうでもいいのですが。「ピッチクロックつまらない」「反対」と顔を真っ赤にして投稿している人を見ると、「実際にやっているところを見たの?」「良いところもあるんじゃないの?」と思ってしまいます。