最強無敵彼女。(僕とくぴぽとあむちの話④)
前回の記事がちょっぴりおセンチだったので、今回は明るく書いていこうと思います。まぁ根が暗いので絶対評価で言うとそんなに明るくありません。(それにしてもおセンチは古い)
小悪魔ホワイト担当ことあむちはパフォーマンス面でも精神面でも今やくぴぽに欠かせない存在であるが、まだ加入9ヶ月(2021年5月現在)であることにいつも驚かされる。
僕がくぴぽをちゃんと追いかけ始めたのが2020年8月頃で、あむちの加入は8月後半なので、僕のくぴぽの歴史はあむちとともにあると言ってもいい。
僕が初めてくぴぽを観た時、あむちは当たり前のようにそこにいて、ステージに立ち、踊り、歌っていた。
そのせいか“新メンバー”という感じは全くなくて、他のメンバーと同じように受け入れていたが、よくよく考えるとそれって凄いことだ。
何しろ僕が観たときあむちは加入して1週間と少ししか経っていなかった。
ステージ経験はあったと思うが、くぴぽという独特のステージングをするグループで、ぎこちなさとか緊張とか(実際心の内にはあったかもしれないけど)一切見せず、完璧に振付を覚え、溶け込んで歌い踊っていた。
それなりの期間地下アイドルを見ていると、お披露目直後のアイドルのステージを観るというのは珍しいことではない。
ある程度完成された状態でステージをこなす子や、素人同然の子もいて玉石混交は当たり前、むしろそのぎこちなさや初々しさに惹かれたりする。
その子の成長物語を追えるのも地下アイドルの醍醐味の一つではある。
しかし、あむちは「ある程度完成されている」などというレベルは軽く飛び越えていた。完璧だった。
あむちは元来器用で、度胸があって、想像力豊かで、どんな職業に就いていても頭角を現す存在だと思う。それこそ元々志望していた看護師になっていたら、誰からも信頼され、愛され、重宝される存在になっていたと思う。
それは天賦の才もあると思うけど、あむちは自己分析・状況分析をしっかりして、それをより良いものにするために研鑽を積む努力を惜しまない人というイメージだ。
「くぴぽというグループにいる自分」をひたすらイメージして、完璧になるまで叩き上げていった結果が、今のあむちなんだと思う。いや、結果と言うにはまだ尚早かもしれない。彼女はまだきっとその道中だから。
7月以降、あむちは加入から1年と経たずに先輩メンバーになる。そのプレッシャーは計り知れないが、きっと彼女は涼しい顔でいることだろう。その心の内に熱いものを秘めながら。
そういうところを、僕は尊敬している。
つづく。
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