ハンバーグ一人で食べても美味しい。ほんとそれな。(僕とくぴぽとひめちゃんの話⑤)
くぴぽのひめちゃんは、卒業まであとひと月を切った今でも、僕がいま一番面白いと思っている人類だ。
くぴぽに本格的に興味を持つ前から僕はひめちゃんのことは知っていた。
ひめちゃんらしい個性が光るツイートや自撮りが度々ツイッターのタイムラインに流れてくることがあり、かわいいのと同時にクスリと笑ってしまうものばかりで「この子くぴぽの子なんだ」という認識はあった。
そしてくぴぽに通い始めてから、改めてひめちゃんの巨人っぷりに驚愕することとなる。
外野から見るとひめちゃんに抱く印象は「ひたすらポジティブな明るいギャル」という感じだと思うが(実際ポジティブだし明るいしギャルなのだが)、とにかく頭の回転スピードが尋常ではなく、誰と会話していても常に的確なボールを投げ返すし、独特の語彙も思いつきで適当に言っているわけではなく、思いついた言葉を一度常識のフィルターにかけて繰り出すことで決して下世話にならず、誰も傷つけない優しい面白さがある。
僕がめちゃくちゃ好きなひめちゃんのツイートがこれだ。
「しゃあなしマイメン感」という言葉の語感の面白さ、フィルターがかかってなんかツヤツヤしている吉田豪、愛のある吉田豪いじり、そして次のトークイベントの宣伝もちゃんと入れる気配り、全てが完璧すぎる。本当に好きだ。
ひめちゃんは実際に話しても変わらない。
こちらが1言ったことに対して10返してくれるし1分ほどの会話の中ですさまじい情報量が展開され、ずっと笑顔になってしまう。それに本当にファン想いで、前に話したことやツイートのことなど細かく覚えてくれていて触れてくれる、ひたすら人間としての温かさ、優しさに溢れている。
人間としての面白さを先に書いてしまったけど、ひめちゃんはアイドルとしてのステージングも素晴らしい。
誰もが一度聴いたら忘れないキュートな歌声はひめちゃん最大の武器だ。
激しいダンスをしながらでもブレない安定感も素晴らしい。
僕はいつも思うのだが、ひめちゃんの歌の上手さはもっと言及されるべきだと思う。
ここまで書いてきたことでもうお分かりと思うが、ひめちゃんはステージ上でも、ステージを降りても、”くぴぽのひめちゃん“というキャラクターが完全に確立されていて、それって本当の意味で”アイドルそのもの“なんじゃないかって思う。
誰がどの角度から見てもひめちゃんはひめちゃんであり、僕が出会った中でも最高にアイドルしてる存在だ。
そんなひめちゃんが卒業してしまうのはやはり寂しいけど、これまでくぴぽというグループの屋台骨として3年間頑張ってくれたひめちゃんには本当に感謝しかない。そう思う。
ひめちゃんは、僕がいま一番幸せになってほしいと思っている人類だ。
つづく。