ルールのこと
「ルールを守るのが善」
という「ルール」が
今後ますます主流になっていく
え?
当たり前?
でもそれって案外最近のこと
昭和の終わりくらいからかな
今の爺さん婆さんは
結構みんなゆるくやってた
「善悪」というやつは極めてファジーなもの
「自分の中」でだって
どっちかきっちり定められるもんじゃない
ましてや自分と誰かとで共通なんてとても信じられん
だからできるだけ客観化したい
そう思うのが現代人の必然
なら「ルールにないこと」は?
「ルールにないことをやるのは悪」か否かを
「ルール」で決めておかなきゃならない
それとも誰か特定の人物にその判定を一任するとか?
「ルールブック」はどんどん厚くなる
憶えきれんな
「ルール」は「合意形成」
なら
市民の合意形成をリアルタイムでできるシステムがあったらどうだろ
市民全員で「ケース」について判定するシステム
「ルールにないこと」もそこでなら処理できる
各個人がそれを判定する際に最も重要な基準
それは反論反証可能な「知識」や「論理」じゃない
誰にも異を唱えさせない「感情」であるべきだ
現代社会で増えてきてるのは
法律的はそうでも感情的に釈然としない
という判例
人間は感情で生きてる
理屈で行為を決めなければならない社会に
人々は息苦しさを覚えてるんじゃないかな
自分にとって”純粋に”その行為が許されるものかどうか
その総和こそが
その社会の善悪の基準となるべきものなんじゃないかな
君はどう思う?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?