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我が家の犬

我が家では、2匹の犬を飼っています。チワワとミニチュアダックスフンドです。私は犬がとてもかわいい、ということを、結婚した36歳まで感じたことはありませんでした。というのも、実家ではずっと猫を飼っていて、犬と触れ合うことがほとんどなかったからです。

妻が結婚前から犬を飼っており、そこに自分が加わったという形で、犬との生活が始まりました。最初は警戒されている感じもありましたが、散歩に連れて行ったり世話をしているうちに懐いてくれるようになりました。

チワワは外に出たがりませんが、ダックスは散歩大好きなので、できるだけ散歩に連れていくようにしています。朝と夜、散歩をお願いしてきます。ハーネスをつけたリードを壁にかけているのですが、それをくわえては離し、という感じです。そしてその場でクルクル回ります。天気が悪かったり、帰宅が遅くなったりで、数日散歩に行けない日が続くと、寝そべりながら上目使いで見てきます。これをされると弱いです。「はいはい、じゃあ行こうか」とリードを手にした瞬間、玄関へダッシュします。嬉しさ爆発。その姿がとてもかわいいです。

チワワはとても臆病で、たまには散歩しようと言って外に連れ出しても、全力で帰ろうとします。グイグイ引っ張り、ついには首輪がはずれ、家へ猛ダッシュ。車通りが少ない道路ですが危険なのでハーネスに変えて、たまに散歩させています。チワワは「ジャーキー」「えさ」「芋」などの言葉を覚えていて、妻がその言葉を発すると、妻へ襲い掛かっていきます。体が小さいので、襲うというより飛びかかっていくという感じでしょうか。去勢手術をしてからとにかく食欲がすさまじく、絶えず食べ物を求めています。夜、皆が寝静まってから一人リビングのソファーで映画を見ながらおやつを食べようとすると、布団を抜け出し必ずリビングの方へトコトコやってきます。何も食べていなくても、とにかく一度はやってきて、食い物がないかをチェックして、何も無いなと判断すると布団に戻る。夜は22時くらいになると、布団をひく場所にたたずみます。これは、妻が最初に気づいたのですが、「布団をひいて」というメッセージだそうです。人間が夜更かしをして、なかなか布団を出さないと、リビングと布団の部屋を行ったりきたり。以前、不眠症のような状態が続いていたとき、深夜3時頃だったでしょうか、リビングにいる自分のところにきて、隣にしばらく座っていたことがありました。精神的に苦しい日が続いていて、寝れない自分に寄り添ってくれたように感じて、慰められました。犬にとっては、ただ何かもらいたかっただけかもしれませんが、そのときは食べ物もなく、来る理由が無かったので、励ましてくれたような気がしたのです。

犬の1年は人間の7年に相当するという話を聞いてからは、日々の散歩やしてあげられることをやっていこうという気持ちが強くなりました。私には子供がいませんが、犬が子供のような存在です。寝る時も川の字になって寝る我が家の犬。我が子がいれば、それはそれは大切に育てたんじゃないかと思ったりして、寂しくなるときもあります。孤独を感じるときに、犬達が私に元気をくれます。一緒にいれる時間を大切に、妻と、犬達と過ごしていきたいと思っています。









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