SaaSの先輩に2日で出会えて、家庭教師のようにアドバイスをもらえるクラウドリンクス
人材マッチングサービスの中で特に大手企業在籍経験者やAIやIT系、またはマーケティング分野などの専門性の高いスキルを持つ副業やフリーランスが新しい働き先を求めて数多く登録している「クラウドリンクス」。スキルを活かした即戦力と豊富な経験から事業の推進力となる存在を求める企業様とが、マッチングを成功させ新しい出会いを実現しています。
今回は弊社、株式会社クラウドワークスの中で年間200%と高い成長をしている新規SaaS事業の「クラウドログ」を運営するプロダクト本部クラウドログ事業推進グループから酒井亮マネージャーを迎えて、ここ数年で認知されるようになった新しいスキル獲得の成功事例を伺いました。
クラウドリンクスを使い始めたきっかけを教えてください。
酒井:
「クラウドログ」はビジネス向けのSaaS系サービスとして2020年3月から運営を開始しました。
「クラウドログ」は企業の生産性向上のための働き方の見える化が簡単に行えるサービスです。
普段使っているカレンダー(googleカレンダー、Outlook)と連携することで、毎日3分でどんな業務にどのぐらい時間をかけているのかが簡単にわかります。
現在550社を超える企業に使っていただいて、(※)ARR年間成長率200%と使っていただける企業が急激に増えてきています。
その中で、正社員の採用もここ1年でチーム人数が2倍になるハイペースで進めてきていますが、転職市場に数少ないSaaSサービスを経験している人材が事業拡大にはどうしても欲しいということで、たまたま弊社の中にまさに現役で活躍している人材が豊富に登録しているクラウドリンクスというサービスがあるじゃないか、ということで活用することにしました。
採用の条件や、大切にされていたことはなんですか。
酒井:
私たちがまず重視したことはSaaSを本業でやられている方ということが一番のポイントでした。
これまでに「カスタマーサクセス」と「インフラエンジニア」という職種をクラウドリンクスで募集しました。どちらも社内にも担当者はいますが、これから始める分野で社内に経験値はほぼないという状況でした。
ですから、私たちが求めたのは「家庭教師」のように、その方が持っている知識や経験を私たちに教えてくださるような、現役で活躍しつつ副業で参画してくれる人材でした。
その経験値を活かしたアドバイスをいただきつつ、副業とはいえ一緒に仕事をしていく中で弊社のことや事業のことを知ってもらい、面接とはまったく異なる濃度でお互いに理解することができるので、将来的には弊社に入っていただければ嬉しいなという期待も、もちろん持ってはいます。
クラウドリンクスで採用された方は貴事業部でどんな活躍をしていますか?
酒井:
クラウドリンクス経由の方々はみなさん副業で業務委託という形で参画してくださっています。
カスタマーサクセスは昨年の後半くらいにチームを立ち上げたばかりという段階なので、副業で入っていただいている方からはさまざまなアドバイスをしていただいています。
例えば「クラウドログ」を50名までの料金設定でご利用いただいている企業様で、実際に使っているアカウントが40名だったことがありました。そのケースでは余っている10名分のアカウントを「2名×5部署」というように振り分けて、他の部署でも使ってもらうようなアドバイスをいただきました。
このように本当に明日から使える施策をたくさんご提供いただいています。
また社内のメンバーだけのミーティングでは生まれてこないような、まったく違う視点からのアドバイスをもらえることが多く、社内のスタッフに対しても良い刺激になっていることは間違いないです。
クラウドリンクスを利用した感想と実績を教えて下さい。
酒井:
まずは募集をかけてから応募が集まるまでのスピードが非常に早いことに驚きました。
クラウドログの場合ですと正社員募集では求人を出してから1週間ほどで5人くらい集まれば良い方ではないか、という感じですが、クラウドリンクスでは夕方に募集を出したら翌日の朝には10人ほど集まっていることもあります。
このスピード感には驚きましたし、副業だからこその魅力ではないかと感じています。
また応募者10人のうち5~6人という高い確率で世の中にはまだ少ない存在であるSaaS経験者の方に出会うことが可能です。
ここはほかのマッチング媒体との大きな違いだと実感しています。
クラウドリンクスに対する今後の期待をお願いいたします。
酒井:
私たちの事業は現在、新規事業で1から10まで自分たちで作り上げていくという段階です。
副業の方にとっては本業の企業様で私たちと同じような状況を経験されて、すでに事業としては成熟してしまった後の場合も多いと思います。
ですから、今後どんどんと成長していく私たちのような事業をリアルに見ていただくことができると思いますので、そこに共感してくださるような方と一緒に働きたいと言う気持ちがあります。
また副業をやりたいと言う人はどんどん増えてきていると思いますが、副業でどんなことが頼めるか分からない企業はまだまだ多いと思います。
私たちのように副業の方に家庭教師のようにアドバイスをもらうことができるということは、一般の企業のアイデアとしてはまったく浸透していないのが現状だと思うので、そこをクラウドリンクスを活用してもらいどんどん広げていくことが、今後の日本の新しい働き方を生み出していく上でもとても重要になると考えます。
今後の貴事業部の展望や思いをお聞かせください。
酒井:
私たちは「クラウドログ」を使っていただくことで、残業をせずに帰ることができるようになり家族との時間が増えるなど、その会社の人たちの働き方が良くなっていくという世界観を目指しています。
社内的にも現在は30名ほどのスタッフで運営していますが、100名くらいのチームを目指していますので、その過程で副業の方にも入っていただき、一緒に事業の拡大過程を楽しんでもらえたら嬉しいですね。
クラウドリンクスを利用することで正社員の採用よりも10分の1から5分の1ほどのコストで、魅力的な人材と出会うことができるので、利用しようかと迷っている企業様があれば一度試してみる価値はあると思います。
実際に利用してみるとこんなことが副業の方にお願いできるんだということが分かりますし、逆にこんな有効なアドバイスをもらうことができるんだという「気づき」も得ることができます。
ぜひ一度利用してみてください。
※ARR=Annual Recurring Revenue 毎年決まって得ることができる売り上げ「年間経常収益」「年間定期収益」などとも呼ばれる。
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