期待以上の活躍で事業拡大に貢献 20以上の媒体で出会えなかった副業人材とクラウドリンクスでマッチング
優秀な実績を持つ副業／兼業人材・フリーランスへのアプローチを可能にする「クラウドリンクス」。これまで数々の企業様が、クラウドリンクスで転職市場では出会えなかったトップ企業人材とのマッチングに成功されています。
今回は、クラウドリンクスを通して期待以上の人材に出会えたという、株式会社New Ordinaryの取締役副社長COOの和歌様と、CLOの加藤様にお話を伺いました。
《マッチング事例企業：株式会社 New Ordinary》
2020年4月創業。社名は「新しい当たり前を作りたい」という思いに由来。メンバー全員が愛知県の大手企業に勤務する副業人材として参画している。
「新しい移動体験を通して、新しい自分に出会い続けられるように」をミッションに、移動を生み出すサービスから人々の豊かさを創出することを目指す。これまで、移動したくなる”目的地”を創出するためのイベント開催や、AIが利用者の嗜好と感情からパーソナライズされた目的地をレコメンドしてくれるアプリ「NOSPOT」などを手掛ける。愛知県が進めるスタートアップ支援施策の中での中核支援拠点となる「ステーションAi」プレ施設に入居。
これまで20以上の媒体で求人募集してきたが、条件に合った人材に出会えず、クラウドリンクスを導入。使いやすいUIを体感いただきながら、採用する上で大切にしている「世界観の一致」「就労条件の合致」「住んでいる場所」の3つに合致したエンジニア、WEBデザイナー、プロジェクトマネージャーの3名を採用できた。プロジェクトマネージャーに関しては、面接から約一週間で契約まで進むスピード採用。会社の拠点である愛知県のさまざまな自治体や事業者に広い人脈を持ち、事業拡大にも寄与する優秀な人材と出会うことができた。
《マッチング事例ユーザー》
Uさん | セールス全般・| アライアンス・渉外（副業）
大手旅行代理店に新卒で入社。担当経済団体の海外視察、一般企業向けの褒賞旅行などの営業や企画、新規事業創造を担当。自治体を中心とした、地方創生関連事業や地域活性化事業にも従事。2021年に退社し、現在はメーカーに勤務。
クラウドリンクスを使い始めたきっかけを教えて下さい。
和歌：
現在弊社で提供している「NOSPOT」というプロダクトを開発するにあたり、機械学習系のエンジニアと女性マーケターにジョインしてほしいと思ったことがきっかけです。
「NOSPOT」はAIがユーザーの好みと感情から、パーソナライズされた目的地をレコメンドするマップ・ナビシステムです。場所だけでなく商品や非定常イベントなどのコンテンツまで掘り下げて提案してくれるのが特徴で、土地勘のない地域でランチできるお店を探したり、落ち着いて作業できるスペースを見つけたりと、移動先の体験をより豊かにするサービスとなっています。
採用の条件や、大切にされていたことはなんですか。
和歌：
「世界観の一致」「就労条件の合致」「住んでいる場所」の3つです。
なかでも最も大切にしているのは世界観が一致するかどうかですね。
弊社が生まれたきっかけは、私とCEO作井との共通の知人で、コロナ禍でイベントが中止になり困っていたキッチンカー事業者を助けたいと思い始めた「DRIVE-IN Marche」というイベントにあります。
限られた資金の中で、20名ほどが報酬だけではなく「誰かの役に立ちたい」という思いで、副業として参画してくれました。
※DRIVE-IN Marcheの実際の様子
今の会社の状況も同じで、恥ずかしながらメンバーにフルコミットしてもらえるような資金状態にはありません。それでも「誰かの役に立ちたい」という思いをモチベーションにできたり、高い達成感として得られたりする人と一緒に事業を進めていきたいですし、その思いに共感してジョインしてくれるか、というのが採用における大きなポイントですね。
加藤：
また、弊社は全員が副業人材ということもあり、求人では副業で働くことを前提とした条件を提示しています。また会議はどうしても夜になってしまうので、時間に参加できるか、また給与面や就労時間などの条件が合致する方を探していました。
クラウドリンクスを利用してみていかがでしたか。
和歌：他の媒体に比べて応募から求人に至る率、そこからの採用率が圧倒的に良かったです。
1週間で100通のスカウトを送ったところ、98名の方から応募いただき、そこから最終的に1週間程度で3名もの方を採用することができました。
他のツールだと、加藤と二人で2時間くらいスカウトを送り続けたのに、ほとんど反応がなかったこともありましたから、それを考えると効率的に対応できたと思っています。
株式会社 New Ordinary 取締役副社長COO 和歌様
加藤：
あとUIが使いやすいのもいいですね。
例えば選考中の人だけを表示したり、逆に採用が終了した人を除外したリストを確認できたりする機能って、実は他の媒体にはあまり搭載されていないことが多くて。目的の人を探すのに苦労するんですが、クラウドリンクスは効率的に探せるのでいいですね。
※クラウドリンクスの管理画面
応募者のポートフォリオへの動線もわかりやすいので、興味のある人の情報をすぐに確認することができます。スカウトする人材を探す際も、フィルタリングを4つくらい設定すれば、確度の高い人たちにアタックできるようになります。
和歌：
人材側から案件に対して応募もできるし、私たちからスカウトもできるという、双方向のやり取りができるというのも、使い続けている理由の一つです。
クラウドリンクスでどんな方を採用されましたか？
加藤：
現状ではエンジニア、デザイナー、プロジェクトマネージャーの3名を採用しました。
エンジニアとデザイナーはどちらもベトナムの方で、エンジニアの方は月20時間程度、デザイナーの方は毎日半日ほどのペースで7月までジョインしてくれていました。
Uさんはプロジェクトマネージャーとして6月に入っていただきました。旅行代理店で働いていらっしゃった前職の経験を生かしてブレストに参加いただいている他、9月からは神奈川県様からの採択を受けて藤田観光様と共に行う、観光DXを目指した実証実験のプロジェクトマネージャーも担当いただいています。
参考：箱根のレジャー施設で、観光DXを目指した実証実験を開始
和歌：
プロジェクトマネージャーとしての手腕や資料の作り方も素晴らしいのですが、スタートアップの私たちにとってさらにありがたかったのは、旅行代理店時代の人脈を生かして、プロダクトの紹介やパートナーとなりそうな事業者や自治体探しにも積極的にご協力くださったことでした。
昔部長クラスだった事業者の方々を集めてつないでくださったり、自治体のキーマンを紹介してくれたり。実際にUさんからのご縁でつながった事業が4、5つくらいある状態です。
話もすごく早く進むし、相手の方も「Uさんの話なら」と快くお話を聞いてくださる。Uさんが「会社として」ではなく「人として」つながっていらっしゃったからこそできることだと思います。
U：
この会社に応募した当時は旅行代理店で働いており、長年愛知県や地元の事業者様と共に、観光客や市民の皆様に喜んでいただけるようなイベント企画を行ってきました。
コロナ禍で仕事のやり方を変えたいと思っていた矢先に副業が解禁され、「これまでのスキルを生かして何かできないか」と思っていた時に、ちょうどこの会社の案件に出会って。『名古屋市との共同イベントのプロマネを募集』と書いてあるのを見て、「これ、まさに今俺がやってることやん！」と思いましたね（笑）
加藤さんに面談していただいた際には人脈の共通点も多く見つかり、改めて今案件に対する自分のスキルや経験の親和性は高いなと感じました。当時、本業は別の会社に転職することが決まっていたんですが、やっぱり旅行やイベント企画は好きだったので、何かしらの形で関わっていきたいという思いもあり、個人的にもNew Ordinaryとの出会いは渡りに船でした。
加藤：
選考は98名の応募者から書類選考とプロフィール、エンジニアはテストを経て15名まで絞り、その後私が会って良いと思った方を和歌や作井に引き合わせるという形で進めていました。
株式会社 New Ordinary CLO 加藤様
Uさんに関しては、たまたま和歌とUさんの前職の職場が同じ建物内に会ったので「すぐに和歌に会ってください」と（笑）。それくらい世界観が合致していて、絶対ジョインしてほしいと思える人材だったんです。
和歌：
私も会ってみて同意見でした。結局、面接から契約まで1週間弱と、非常にスムーズでしたよ。
現在クラウドリンクスのみで採用を続けていらっしゃると伺いました。クラウドリンクスに対する今後の期待をお願いいたします。
加藤：現状でも使いやすいのですが、さらにキープ機能や相手の信頼感を図れるものさしがあれば、より便利になると思いました。
実は現段階ではまだ採用できないけれど、ある程度資金が用意できれば、もう一度お声がけしたいと思っている人材が数名いらっしゃるんです。そういった「後で採用したい方」を区分けできる機能があるとありがたいですね。
和歌：あとは、これまでのクラウドリンクス内の実績やクライアントとのやり取りを通して「この人はおすすめです」といったことが分かるような機能やアルゴリズムだと、スカウトしやすくなると思います。
これからもクラウドリンクスをメインの採用ツールとして使い続けたいと思っていますので、期待しています。
今後の貴社の展望や思いをお聞かせください。
和歌：弊社のプロダクトをより良いものにしていくことはもちろんですが、私たち活動を通して、愛知県で今副業が盛り上がっているということを感じていただけたらうれしいですね。
「ステーションAi」だけでなく、愛知県は今まさにスタートアップ支援が充実してきていて、中には弊社のように、副業メンバーをメインに活動しているところもあります。全国的にも副業が解禁され、愛知県でも盛り上がりを見せている今こそ、転職という選択肢だけでなく、みなさんが持つスキルや経験を活かした副業という関わりを持てる方が、もっとたくさん増えてくれると私たちもうれしいですね。
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