クラウドクレジット・マンスリーレポート2023年7月号
『クラウドクレジット・マンスリーレポート』では、償還のご報告を中心に気になるトピックをお伝えしていきます。
1. 償還実績のご報告
最終償還を迎え、今月(2023年7月)に分配を実施したファンドの運用実績は以下のとおりでございます。
外貨運用においては為替変動に伴う差損益が常に発生いたします。今回、募集時表面利回りよりも実現利回りが上回る結果となったファンドもありますが、大きく円高が進行した場合には元本割れすることもございますので、ご投資いただく際には為替リスクにご注意いただきますようお願いします。2023年7月7日付で分配を実施したファンドにつきましては、いずれも運用通貨ベースでは当初予定通りの運用目標を達成しています。 2023年7月14日付で分配を実施した北欧個人向けローンファンド5号につきましては募集時表面利回り11.9% (期間:2016年5月11日~2018年5月5日)に対し、実現利回り3.7% (期間:2016年5月11 日~2023年6月30日) となりました。当初予定していたスケジュールでの分配が実施できず、また当初予定の運用目標を下回る運用成果となりましたことをお詫び申し上げます。
各ファンドの詳細は当社HP上の 満期時運用レポート をご確認ください。
また、現在募集中のファンドにつきましては こちら でご確認ください。
2. 7/19(水)より欧州不動産担保ローンファンドシリーズを販売開始しました
本ファンド(シリーズ)の提携先(海外のP2Pプラットフォーム 運営者)であるEstateguru OÜ(以下「Estateguru社」)は、2014年に営業を開始した不動産担保融資型クラウドファンディング業界では欧州最大手の事業者です。EU統一ライセンスを取得し、EU圏内で広くクラウドファンディングサービスを提供しています 。
Estateguru社のプラットフォームは、エストニアにて事業開始後、不動産関連事業者の資金ニーズに対応しながら、バルト三国、続いてヨーロッパ諸国へと投資対象国を拡大していきました。2023年3月現在では欧州を中心に世界106か国、15万人超の投資家へ投資機会を提供しています。 2022年のEurope Fintech Awardsでは3部門にノミネートされ、Lend Tech of the yearを受賞しました。
本ファンド(シリーズ)では、Estateguru社の本拠地であり、実績豊富なエストニアを対象地域として、Estateguru社のプラットフォームにて借入を希望する資金需要者に対して貸付を行います。資金需要者等の所有する不動産に第1順位の担保権が設定されることで、回収リスクが低減されており 、お客様により安心感を持ってご投資いただけるよう組成しております。
3. 分散投資について
当社ではリスクを軽減するために分散投資を推奨しており、お客様マイページでは「ファンド購入」画面から複数のファンドをまとめて購入することができます。ぜひご活用ください。
また、お客様が保有している当社ファンドの分散度合いが確認できるよう、マイページに「分散スコア」を表示しております。
分散スコアの詳細は こちら でご確認ください。
4. 社会的インパクト投資レポートについて
2018年6月18日、当社は「社会的インパクト投資宣言」を発表しました。社会的インパクト投資とは、貧困層支援や教育問題など社会的課題の解決に取り組む企業や領域に投資し、経済的なリターンと社会的なリターンの両立を実現する投資手法を指します。
社会的インパクト投資レポートでは、当社の各ファンドシリーズが具体的にどのような社会的リターンを実現するかについて定量的かつ定性的にお伝えしてまいります。
各レポートは以下よりご覧ください。