【貸付先メッセージ】「バルカン地域オンライン金融事業者ファンド」シリーズ
2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻を皮切りとして、世界経済全体に大きな変化の波が生じています。お客様におかれましては、当社ファンドの特にロシアおよびウクライナ近隣で事業展開を行う貸付先の現状等をご心配されている方も数多くいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、当社ファンドの主要な貸付先の一つである、「バルカン地域オンライン金融事業者ファンド」シリーズのCREDISSIMO EAD(以下、「Credissimo社」)経営陣から届いたメッセージをご紹介いたします。
注:以下は2022年3月に送付した当社からの質問に対する回答形式となっています。あらかじめご留意ください。
以下、Credissimo社経営陣より届いたメッセージ原文の当社翻訳をお届けいたします。
2022年3月-欧州パートナーへの質問状
Q1:クラウドクレジットでは、Credissimo社は主にブルガリアと北マケドニアで事業展開していると認識していますが、現状において同国での事業は通常通りでしょうか、それとも紛争の影響を受けているでしょうか。
A1:現状を分析した結果、ブルガリアおよび北マケドニアにおいて、流動性や取引先への債務履行に関連する業務に支障はないと判断しています。また、取引先の業績悪化は見受けられず、融資提供にも影響はありません。ブルガリアにおいても北マケドニアにおいても、両社とも引き続きフル稼働しています。私たちは、ローン・ポートフォリオと私たちが被る信用リスク全般を注意深く監視しております。今後のインフレ圧力を除けば、ウクライナ危機による実質的な影響はないと見ています。
なお、ブルガリアと北マケドニアでは、融資と回収のレベルが向上しており、北マケドニアでは2022年3月に歴史的な高水準を記録してさえいます。
北マケドニアの事業は自立しており、同時にブルガリアの母体から流動性や事業運営の面で全面的にサポートを受けています。
Q2:ブルガリアおよび北マケドニアの借り手の返済行動に、何か変化は生じていますか(通常通り返済しているか、それとも手元に現金を残すために返済を渋るようなことはあるのか)。
A2:両国ともに借り手の返済行動に変化は見られません。
Q3:2022年3月時点で、ブルガリアおよび北マケドニアの事業に関して、貸借対照表(B/S)や損益計算書(P/L)にマイナスの影響は見受けられますか。
A3:2022年第1四半期(1~3月)において、両国ともB/S、P/Lにマイナスの影響は見られません。
Q4:お客様(日本の個人投資家の皆様)にコメントをお願いします。
A4:私たちは、継続的に成長しているポートフォリオと、損益およびキャッシュフローの面で好調に推移していることに安心しています。2022年は、中核事業であり収益源でもある貸出ポートフォリオを拡大する一方、新商品の開発も進めていきます(2022年の主な焦点は、この地域に大きな可能性があると考えられるリースおよびセール&リースバック事業の開発です)。この2年間、皆様のご支援をいただき、大変嬉しく思っています。私たちは、強い基盤と明るい将来性を持っておりますので、今後も、私たちの主要なサポートパートナーで居続けてくださることを願っています。ありがとうございます。
◇ファンドの手数料およびリスクについて
ご出資いただく際の販売手数料はいただいておりません。
なお、出資に対して、年率換算で最大4.0%の運用手数料を運用開始時に(または運用開始時および2年度目以降毎年度に)いただきます。
また為替手数料その他の費用をご負担いただく場合があります。
為替相場の変動、国の政治的・経済的なカントリーリスクや債務者の債務不履行等により、元本に欠損が生じるおそれがあります。
ファンドごとに、手数料等およびリスク内容や性質が異なります。
詳しくは、匿名組合契約書や契約締結前交付書面等をよくお読みください。
クラウドクレジット株式会社
第二種金融商品取引業:関東財務局長(金商)第2809号
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