クラウドクレジット・マンスリーレポート2024年6月号
『クラウドクレジット・マンスリーレポート』では、償還のご報告を中心に気になるトピックをお伝えしていきます。
1. 償還実績のご報告
最終償還を迎え、今月(2024年6月)に分配を実施したファンドの運用実績は以下のとおりでございます。
外貨運用においては為替変動に伴う差損益が常に発生いたします。今回、募集時表面利回りよりも実現利回りが上回る結果となったファンドもございますが、大きく円高が進行した場合には元本割れすることもございますので、ご投資いただく際には為替リスクにご注意いただきますようお願いいたします。
各ファンドの詳細は当社HP上の 満期時運用レポート をご確認ください。
また、現在募集中のファンドにつきましては こちら でご確認ください。
2. 分散投資について
当社ではリスクを軽減するために分散投資を推奨しており、お客様マイページでは「ファンド購入」画面から複数のファンドをまとめて購入することができます。ぜひご活用ください。
また、お客様が保有している当社ファンドの分散度合いが確認できるよう、マイページに「分散スコア」を表示しております。
分散スコアの詳細は こちら でご確認ください。
3. <ファンド紹介>【円建て】インドネシア個人向け金融事業者ファンド
2024年6月21日より提供しておりますファンドの中から、2つのファンドをご紹介いたします。
まず一つ目は、「【円建て】インドネシア個人向け金融事業者ファンド2号」です。
本ファンドシリーズでは、インドネシアの有力フィンテック企業 Akulakuグループへの投資機会をご提供しております。インドネシアにおいて Akulakuグループは、BNPL(Buy Now Pay Later、今買って後で支払う)と呼ばれる後払い決済サービスでマーケットシェアナンバーワンを誇ります(Akulakuグループ調べ)。2022年12月には邦銀による出資も受けており、ユニコーン企業の1社に数えられています。
この機会に是非ご投資を検討いただけますと幸いです。詳細はファンド募集ページをご覧ください。
また、Akulakuグループ の紹介動画を YouTube で公開しておりますので、こちらもぜひご覧ください。
▽動画詳細はこちら
4. <ファンド紹介>【円建て】モンゴル交通開発銀行ファンド
二つ目は、「【円建て】モンゴル交通開発銀行ファンド10号」です。
本ファンドシリーズでは、経済成長が続くモンゴルの商業銀行の一角をなすモンゴル交通開発銀行(TransBank)への投資機会をご提供しております。TransBank は、1997年設立と新興ながら近年急成長を遂げています。2023年には東京に駐在員事務所を開設し、日本とモンゴルをつなぐゲートウェイとしての活躍を開始しています。
この機会に是非ご投資を検討いただけますと幸いです。詳細はファンド募集ページをご覧ください。
5. サービス開始10周年を迎えました
クラウドクレジットは2024年6月20日で記念すべきサービス開始から10周年を迎えました。2014年6月の創業以来、累計登録者数は59,000名、累計出資金額は560億円を超えるに至りました。これは、多くの投資家の皆様に、「世界の成長を取り込む投資」という理念に基づくサービス提供をご愛顧いただいた賜物であり、心より感謝申し上げます。
今年は年初から新NISAの運用がスタートし、また日経平均株価が史上最高値を更新する節目もあったことで、投資ブームが起きつつあるといわれています。投資において、上場株式や債券といった一般になじみの深い商品は、伝統的資産と呼ばれます。とともに、それらの伝統的資産以外の資産はオルタナティブ資産と呼ばれ、クラウドクレジットの提供する貸付型クラウドファンディングもオルタナティブ資産に分類されます。
貸付型クラウドファンディングは、為替変動を除くと、日々の価格変動がない固定利回りの商品であり、新NISAで投資可能な株式や投資信託とは異なる新たな資産運用として注目を集めています。クラウドクレジットは、日本と比較して、銀行の貸出余力が低く資金需要が大きい国の資金需要者に対し、日本の投資家の皆様の資金をローン投資という形で融資しており、グローバル規模での資金需要と供給を繋ぐことにより、高い表面利回りを実現しています。直近では、グループのインドネシア子会社をモニタリング・担保管理の拠点として活用するインドネシアのフィンテック事業者向けのファンドなど、投資家の皆様の資産保全を一層強化したファンドの組成を行っております。
今後も変わらず、皆様に世界の魅力的な投資機会をご提供できるよう努めて参りますので、引き続きご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。