(画像:北海道庁旧本庁舎)
こんばんは、烏丸百九です。
先日、地元札幌で日本会議北海道本部が「改めて問う!アイヌはなぜ先住民族にこだわるのか!?」などという、アイヌ民族へのヘイトを目的としたシンポジウムを、北海道立道民活動センター通称「かでる2・7」にて行うということで、同施設に対し直接抗議のメールおよびFAXを送ったのですが、「開催には問題はない!」と突っぱねられてしまうという出来事がありました。詳細は前回のnote記事をお読みください。
このnoteは、前回の続編となります。
メールアクションに至った理由(読み飛ばし可)
私は札幌市民であり、アイヌ民族差別に強く反対しています。また、このような差別的な催しは、アイヌ施策推進法の第4条「何人も、アイヌの人々に対して、アイヌであることを理由として、差別することその他の権利利益を侵害する行為をしてはならない」に違反していると考えますので、日本に在住する一市民としても許容することはできません。
しかし、北海道立道民活動センター(の支配人)のコメントを読む限りでは、施設管理者の方々に、私の訴えに応じて開催をやめる気は毛頭無いと考えざるを得ず、それを知った上で更なる抗議を行っても、施設に対する業務の妨害であると反撃されかねません。
ですので、もっと大きなところに抗議を行うことにいたしました。
本エントリーをきっかけに、2019年頃にも同様のアイヌヘイトシンポジウムに対する抗議を行った「C.R.A.C.NORTH」さんにフォローをいただき、当時の活動について詳細に教えていただきました。また、前回エントリでも引用した、アイヌ民族研究家のマーク・ウィンチェスター博士ご本人からもコメントを頂くことができました。
上記の先達の皆様の御意見を踏まえ、私は北海道当局および法務省地方支分局である札幌法務局に対し、以下の通り抗議メールを送り、このnoteをお読みの皆様にも、同様の抗議を一斉送信するメールアクションの呼びかけを行いたいと思います。
札幌法務局に関しては、匿名でも送信可能です(メールアドレスは必要)。
下記の文章のコピー&ペーストでも構いませんので、ぜひとも有志の方は、北海道庁および札幌法務局にメールを送り、アイヌ民族差別反対の意思をお伝えしてください。
C.R.A.C.NORTHさんが紹介されている2019年の抗議の経緯から見ても、道当局は一部の人々(と見なした相手)の声を聞く気はなく、多数の市民による大きなアイヌ差別反対の声が届かないことには、このシンポジウムは中止できないと思います。ぜひともご協力のほどよろしくお願いいたします。
メールアクション例文(北海道向け)
メールフォームはこちら!(名前、「ご相談内容の種別」が必須。「苦情」か「要望」で良いと思います)
メールアクション例文(法務局向け)
メールフォームはこちら!(名前、メールアドレスが必須。匿名の送信も可能です)
私から推奨はしませんが、こちらのフォームから、かでる2・7に対し直接抗議することも出来ます。その際、上記の文言を改変するなどして利用していただいても構いません。
アイヌ民族ヘイトは全国的な問題ですので、よろしければ道外の方も是非とも抗議にご賛同・ご協力を頂ければと存じます。
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