見出し画像

トゲトゲ目当てでBAYCAMP2024に参加したよ\(^o^)/

ガールズバンドクライの聖地における生のトゲナシトゲアリのライブですよ
こんな貴重な機会、何があっても外せないよ╰(*´︶`*)╯

1)会場

DAY2日時
2024年9月15日(日)
12:00 OPEN/13:00 START/5:00 CLOSE(予定)オールナイト開催

会場
神奈川県川崎市 ちどり公園

ちどり公演は川崎市郊外の海岸線にあり、バスで行くとフェスのガイドなども特に無く、会場も広い公園の奥まったところにあるので、まるで俗世から隔離された、知る人ぞ知るイベントの雰囲気

この公園、夜になると街灯の一つもないので、完全に真っ暗闇の迷路の様な公園の中を抜けないと辿り着けないことになる
実際には傍を通る車道を辿れば良かったのかもしれないけれど、そちらは歩行者侵入禁止とかがあると嫌なので選べなかった

その上でDAY2はオールナイト開催とのことで、色々とぶっ飛んだフェスだったな

会場は思ったよりも小ぶり

案内図

ステージは二つだけで、メインステージとその他が公園の一角を確保し、サブステージは公園内通路脇の空きスペース的な場所に作られてた

夜通し公演だから観客も長期戦の構えで、メインステージの見える場所にシートとか持ち込んで、まるで運動会の親御さんのスペースみたいな感じに雑然としていたな

タイムテーブル
フェニックスステージ
コトリステージ

2)レギュレーションについて

なにやら、トゲトゲステージの際のレギュレーションについて、結構ざわざわしてるみたいなので、ちと調べてみた

どうやら、ガールズバンドクライの公式がX上でモッシュやダイブはしない様に求めてたみたい
確かに、何故かファンと思しき観客でトゲトゲの開演前にその注意事項をプリントしたものを掲げてる人が何人か居た
あれは一体なんだったんだろうとは思ってた

そして、BAYCAMPでは、「他の人に迷惑をかけない」と言う注意事項はあるけれど、それ以上のことは書かれていない

これがどう言うことかというと、ロックフェスのしきたりとして、「皆が楽しければ、モッシュもダイブもOK」という意味になる筈なんだよね
もし駄目なら、それをちゃんと注意事項として伝えてる

それが嫌だ、と言う人にとっては迷惑な話だけど、そもそもフェスの会場はそれが許される場所
この場所だけしかそんな特殊な事ができない、とても貴重で特別な場なのだから、ただ聴きたいだけなら後に下がって聴けば良いと言うのがロックフェスのTPO

なので、ガールズバンドクライの公式が本当にそんな注意喚起を出していたとしても、自身のサイトだけで告知するなどやってはいけない
もしそれをフェスの運営側に伝えて、開演前に看板で告知するつもりだったとしても、実際にそれがなかったのは、依頼しても断られていた可能性があるだろう
BAYCAMPにも主催者としてのポリシーがある筈だ

郷に入っては郷に従え
偏った告知は人によって認識を違えて不和を生むだけなので、そんな混乱する様な告知はするべきではなかっただろう

✴︎Xの記事削除されてなかったので、修正

因みに、撮影禁止の注意看板は出していたね
あれは法律で守られたパブリシティ権による正当なものだから、当然の権利だろう

しかし、こういった混乱した場を借りてオタクを叩きに来る輩がいるのがウザいな

あの場で暴れて居たのは、主にこの手のフェスの熱狂が大好きな厄介連中だけで、普通のトゲトゲファンは逆に大人しい部類なんじゃ無いかと思うけど

なんだか、ロックフェスでアーティストから求められずに声出すアイドルオタは厄介だとか、何処のお上品な大型フェスをイメージしてるのかと思う様な輩まで沸いて出てるし

ともあれ、正にゴリゴリのロックフェスの洗礼を受ける様なステージで、これはとても貴重な経験であり、トゲトゲにとってもある意味幸運だったと思うよ
こんなにも観客が自身の楽曲に対する熱狂を、体を張って表現し伝えてくれる公演は、なかなか体験出来ないだろう

伝説的な公演になったと言えるね

3)各アーティスト雑感

・Cody・Lee (李)

セットリスト

ここのところ連日のイベントで結構体力持っていかれてる
フェスでは暑さ対策以外特に必要なものはないので、取るものとりあえず駆け付けて、長い列が出来てる物販も華麗にスルーしてすぐにステージに張り付く

Cody・Lee (李)は名前は知ってる、程度
アニソンも歌ってる
お洒落で繊細で情熱的で変則的な楽曲が心地良いね

・水曜日のカンパネラ

実は水カンはいつかライブに参加したいと思ってた
その位「赤猫」が好きなんだよね
残念ながら今回は歌ってくれなかったけど全然問題ない
独特な世界観のトリップする様な楽曲はその全てが心地良い
ステージジングも体張ったことしたりしてすごく楽しかったよ

4)トゲナシトゲアリ

・準備

観客の多くがトゲトゲを観にきているので、なかなかステージには張り付けない
けれどもセンターの結構良いところを確保して、理名の姿がよく見える( ^ω^ )

フェスの醍醐味は機材チェックから観られることで、そこで少しずつ気持ちを上げていくメンバーの様子が生で観られるのが嬉しい

正に11話のベースのサウンドチェックの再現とか
理名がちょこちょこ小走りにメンバー全員に近づいてグータッチとか
夕莉には手を引っ込めてイタズラしたりとか、キャラが入り込んでいる様子もあり、観ている方としては堪らない╰(*´︶`*)╯

セットリスト

・序盤

「空白とカタルシス」
「空の箱」

もう最初から全力投球
11話の再現して、物語の心の歌を歌って、もう二曲でヤバいくらいに盛り上がる

ついでに言うと、ステージ下もえらい騒ぎ
一曲目からモッシュが起こり、こちらは柵に取り付いていたのでヤバいくらいに押されるのを必死に抵抗^_^

更に、暫くすると、立っているのに頭を靴で踏んづけられると言う異常事態が
どうやらダイブで流されてきた厄介が人の頭の上を通って行くらしい
もう、激しくも感動的な楽曲を堪能してる最中なのにいい加減にしろと思いつつも、これがロックフェスだなと思い直して、心の興奮のスロットルを更に上げてライブを堪能する

こうなると、記憶も飛んじゃうくらい興奮してるんだけど、ある意味、一番良い状態でロックライブを楽しんでるとも言える

・中盤

「声なき魚」
「視覚の隅 朽ちる音」
「誰にもなれない私だから」

「声なき魚」は、仁菜の鬱屈した心が最も純粋に濃縮された曲として、最も好きな曲だったり
拍手も許さないくらいに矢継ぎ早に楽曲が奏でられて行く
ここではTVでの新川崎(仮)時代の再現でもある
トゲトゲは一曲が短いからこのままだと一体何曲やるのかと、その出し惜しみのなさに嬉しくなりつつも、激しい音の奔流に必死に付いていく

唯一とも言えるおとなしめの曲「誰にもなれない私だから」に入りやっと落ち着く

しかしまだ中盤だろう
こんな一時の安らぎすら入れるフルライブの様な構成に、改めて嬉しくなる

・終盤

「雑踏、僕らの街」
「名もなき何もかも」
「爆ぜて咲く」

ここから後半ブロック
怒涛の展開の初めは、やはりキラーソングのTVOP「雑踏、僕らの街」
しかしトゲトゲの始まりはここではない
真の原点に帰る「名もなき何もかも」でさらに加速
TVから離れてこれら当初の楽曲もやってくれたのは嬉しい
そしてトドメは最大傑作の「爆ぜて咲く」で、「爆ぜて咲いた」の大合唱に

このブロックは本当にヤバかった(*≧∀≦*)
ステージ下の暴れっぷりも相当なもので、ホントメチャクチャになってたな
けど、最高に楽しかった

・「運命の華」

まさか、この楽曲に辿りつく事が出来るとはね
多くの識者が語る様に、この「運命の華」は早すぎた傑作
作中で売れなかった理由は、この楽曲があまりにも全てを内包してて、トゲトゲの活動の集大成として作られるべき曲であるが故に、デビュー曲として響かなかったからと言えるだろう

そして、このBAYCAMPでのトゲトゲのライブは、そんなトゲトゲの全てを内包する様な素晴らしいライブを展開してくれた
だからこそ、この「運命の華」は、この時に歌うことが許されたと言えるだろう

時は夕暮れ
正に11話の時の様に空が夜の色になり、最高のシチュエーション

最終回で歌われた「運命の華」は、物語を観ている者としては感動的ではあったものの、その光景は何処か寂しげでもあった

けれども、ここでは違う
トゲトゲが好きな者が大挙して集まり、トゲトゲの楽曲で大いに盛り上がった

正に、本来あるべき状況の中で歌われる「運命の華」は、最高に感動的だったよ

・まとめ

本当に素晴らしいライブだった
この30分の短い時間の中に、最大限に盛り上がる楽曲を詰めこみ、最後には感動に至るものを作り上げていた

これは恐らく、2日前のソロライブの経験もあればこそのものだろう
そのソロライブは、クラブチッタの大舞台で22曲もの楽曲を披露していた
その経験が、この濃縮したライブにも密度濃く影響していたに違いない

改めて、彼女達がより大きな舞台で活躍する姿を観たいものだ

そして、出来ればやはりこの場所にも帰ってきてくれて、この狂乱のライブを再現して欲しいな
その位楽しいライブだったよ

5)神聖かまってちゃん

セットリスト

トゲトゲ後もそのまま待機
やはりここはかまってちゃんを聴くまでは帰れない

そして当然の如くトゲトゲと対を張る様な狂乱のライブに

もしかしたら、トゲトゲのことを意識してくれたのか「ロックンロールはなりやまない」の披露もあり超感動
そして、「僕の戦争」も
絶対にこれアニオタに対するサービスだろうと思ったり

6)帰宅

最後までいたかったけれども、流石に連日のライブ参加で、あまり体力を削りたくは無い

本来ならば秋の涼やかな空の下で行われるロックフェスの筈が、今年の異常なほどの残暑によって本当に暑く、既に結構へばっていた

送迎バスの時間帯をみると、22時のSHISHAMO終演後らしく、SHISHAMOも大いに気になって居たのだけれど、ここは涙を飲んで帰宅することに

帰りの公園何の道は、本当に真っ暗闇だったな

お疲れ様でした

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?