2024秋の顔になりたくてRMKメイクイベントレポ 〜ベース編〜
連日猛暑日が続いていますが、秋コスメ発売ラッシュがスタート。
みなさん、買ってますか?←
新作コスメが出るタイミングで、各社がイベントを開催するのも楽しみのひとつ。
RMK秋コレクションのメイクイベントに行ってきました!
RMKのメイクイベントとは?
ひとことで「イベント」といっても様々な種類がありますが、RMKのイベントについては、一定金額以上の購入でアーティストからマンツーマンのレッスンが受けられるものと、新商品発売時などに開催される、参加条件(=金額ハードル)のないイベントがあります。
私が今回参加したのは、秋コレに合わせた参加条件なし(要予約)のタイプ。
無料イベントでもたっぷり1時間取ってくれるし、メイクをしてくれるのはアーティストさん。
アシスタントの方がフェイスチャートに細かくメモしてくださいます。
こちらのページでイベント情報が確認できます!
2024年秋冬ベースメイクトレンド
まずは、秋コレのコンセプト説明と、今年のトレンドの解説から!
今夏はセミマット肌がトレンドでしたが、2024年秋冬メイクは、素肌を活かした程よく艶感のあるベース作りがトレンドとして戻ってくるとのこと。
ただし、目元もリップもツヤツヤにするならベースはソフトマットにするという感じで、全体のバランスを取るのは必要!
今回は、素肌感を活かしたツヤ肌をベースにして、秋コレのアイテムを使ってもらうことに。
メイク崩れの原因は意外なところに
私は、Tゾーンはテカりやすく、頬は乾燥しやすいインナードライの混合肌。
頬のシミや肝斑と小鼻周りの毛穴や赤みも気になるので、肌悩みは頬と顔の中心部に集中しています。
特に夏場は、メイク崩れが怖くてメイク前のスキンケアは最低限にしていたのですが、それが悪循環を引き起こしていました。
肌が乾燥する
肌表面から、メイクの水分油分が奪われていく
肌表面にベースメイクの粉体だけ残って分離してしまい、メイクが崩れる
崩れないように表面をサラサラにさせたいから〜といってフェイスパウダーを重ねていたんですが、これがさらに水分を奪っていて悪循環を産んでいたのか。。。
ということで、アーティストさんからのアドバイスはこちら。
メイク前に肌にしっかり水分を入れる
ファンデはとにかく薄く!
気になる部分はコンシーラーでカバー
パウダーは必要最小限に
うん、言いたいことはめっちゃわかる!
でも、スキンケアでテカテカにならないのかな?
そして、頬のシミは隠したいし、時間が経ってきた時にシミがコンニチハしてくるのが悩みなんだけど、カバーしきれるんだろうか?
この後、実践してもらう中で、私の不安は見事に解消されていくのでした。
素肌を活かしたベース作り
メイク前に肌にしっかり水分を入れる
化粧水を入れる前にまずはコレ。
サラッとしたオイル美容液を、乾燥が気になる頬の高いところへ馴染ませます。
まずは水分を入れ込む土台作りですね。
このオイル、ベタつかないので夏も使いやすくて、かなり気に入りました!
そして、このオイル美容液がツヤの土台も作ってくれるので、ベースメイク作りの強い味方になります。
この後、化粧水をコットンで入れ込んでいって、美容液、しっかり日焼け止めを塗ってスキンケア完了。
肌を触って少し吸いつくくらいが適量とのこと。
わらび餅や水まんじゅうの触り心地くらいです。
ベースはとにかく薄く!
いよいよメイクスタート!!
下地は、今春話題だった、ルミナスメイクアップベース。ほんのりピンクがかった下地で、優しくトーンアップしつつ肌表面をなめらかに見せてくれます。
私の肌の場合は、顔全体をしっかりカラーコントロールしなくても大丈夫ということで、こちらで気持ち血色感をフォロー。
つける場所が重要で、顔の内側のみ塗布。
先程のスキンケアのツヤ+下地のナチュラルなツヤ感でフレッシュな印象になりました。
ファンデーションも、今春の新作。
「フローレスカバレッジ」ということでしっかりカバーかつマットなのかなと思いきや、つけ方でツヤ感を調節できるスグレモノでした。
使用量は半プッシュでも多いくらい。
頬の高いところから指を2,3本の腹を使ってスタンプ塗り。
こちらもフェイスラインは外して、内側のみ!
そういえば前にSUQQUでベースメイクを教えてもらった時も、指塗りをお勧めされたな……。
エキップは指塗り推奨なんだろうか。
ちなみに、このとき瞼にはファンデは塗りませんでした。
厚みが出るとヨレの原因になるし、下地の時点でくすみはカバーできているので、このままアイシャドウを塗った方が綺麗に発色するそうです。
ファンデをほとんど塗らないのは、もう2箇所。
目のすぐ下の三角ゾーン(人によってはクマができるところ)と、頬の高いところはほぼ塗りませんでした。
スキンケアで作った艶を活かすためだそうですが、ここは普段ならカバーしたい部位。
果たして、どんな仕上がりになるのか……?
オレンジの力が偉大すぎた!コンシーラーで憎きシミを撃退
で、ここからが私的に大問題のシミ退治でございます。
マスクラインに沿った細かい肝斑も気になるんですよね……。
アーティストさん曰く、「ピンク寄り過ぎるファンデーションを選ばない」ことと、「オレンジを仕込む」のがポイント!
黒い下着に白シャツを着るとモロに透けるのと一緒で、シミにダイレクトに肌色コンシーラーを乗せたとて、いくら重ねても消えないそうです。
そんなときに使うのがこちら!
この右側のオレンジが凄いんです!!
濃いシミ(茶色)をオレンジでしっかりカバーしてから、明るいベージュで元の肌と馴染ませると、自然とシミをカバー。
毛が密集したブラシでピンポイント置きしてから、周りをぼかすのがポイント。
アイシャドウブラシGは先が尖っていて毛量がしっかりあり、毛足の長さがちょうど良いので、コンシーラー用としてもおすすめなんだそうです。
(まんまと買いました)
人工毛なので、お手入れにあまり気を使わなくても良いのも嬉しい。
パウダーは最小限に
ここまできたら、名品のセッティングパウダーが登場。
夏は皮脂が出るからしっかり粉をはたく……かと思いきや、本当に少量のみでした。
額や小鼻まわりはブラシで入れこむけれど、ツヤを残したいところはほぼパウダーなし。
一番メイクが剥がれて欲しくない、コンシーラーででカバーした頬周りは、粉を乗せるときにどうしてもコンシーラーを剥がしてしまうのと、最初に指摘されたインナードライ故の乾燥崩れ防止のためです。
コントゥアリングは、新商品のこちらのパレットで。
かなり薄づきなので、やり過ぎてシシガミ様になる心配なし。
これをフェイスラインに入れるため、下地もファンデも中心部のみにしていたんですね。
マットなブラウンのシェードカラーがかなり優秀で、これで眉毛を描いたり、ノーズシャドウや下唇の影入れなど、マルチに活躍します。
アイホールや下瞼に影を仕込むと、自然な陰影が!
特に下瞼に入れるのは明るい色だと思い込んできたので、少し影色を入れてメリハリをつけるのは新鮮でした。
パウダーやチークは抑える感じで乗せると剥がれにくいですが、粉にコンシーラーが持って行かれた時は再度重ねてもOK。
とにかく薄く重ねれば怖くない!!
ベースだけでこの情報量……!
記憶からこぼれ落ちないように覚えるのに必死でした。
薄づきって、思っているよりも遥かに薄い
別ブランドのメイクレッスンに行った時も思いましたが、プロの方の仰る「薄づき」って、我々一般人が思う以上に薄づきです。
家で真似すると、「え、量足りなくない?」となることが多いかもしれませんが、アーティストさんの塗り方を見ると、手の甲に出して、手元で軽く伸ばしてから塗布してくれているんですね。
人肌であたためてから伸ばすと、本当に半プッシュ以下でベースは仕上げられます。
こういう小技が学べるのがありがたい……!
そして、全体の仕上がりを見ると、ツヤを活かすところと鎮めるところのバランスがきちんと計算されていて、やり過ぎ感はないのにきちんと顔の凹凸がわかるメイクに仕上がっていることに感動しました。
目のすぐ下のところも、スキンケアのツヤが残って光を捉えるから、多少のクマがあっても気にならない。(もし、がっつりコンシーラーを塗っていたら、ヒビ割れるか目が小さく見えていたと思う)
こ、これがプロの技……!!
ちょっと長くなり過ぎたので、ポイントメイクについてはまた別記事で!
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