百合漫画寸評009 - 君と綴るうたかた
まえおき
以下本編
概要
作:ゆあま
既刊:2巻
連載:コミック百合姫(一迅社)
あらすじ
教室でひとり、最後の小説を完成させた星川雫。しかしその小説が、クラスメイトの朝香夏織に読まれてしまう。弱みを握られたと怯える雫の予想とは裏腹に、翌朝夏織は『書き続けてよ』と懇願し……
1周目と2周目で感想が変わる、感情のマーチングバンド
これがabsolutelyそうで、1回目読んでいるときは所謂「やや濃いめの百合漫画だな」と思う。最後まで読んだときに提示された新要素を持ってもう一度読み返すと、視点がガラッと変わる。これがヤバい。
そしてこれが恐ろしいことに、続刊を読んでから1巻を読み返しても感想が変わっちゃう。
こんな化け物みたいな漫画に感情グチャグチャにされたら立ち上がれないです。勘弁してください。
身長差あり
話が進む事に恐怖を覚える
既刊内で怪しい動きがチョコチョコあるため、今後の展開予想が容易なのはいい……のだが、どれもこれも雫のメンタルが霧消しかねない事態になることが必至なものばかりで、筆者の胃が無くなる前に幸せなキスで終わって欲しいと願うばかりである。
さいごに
ストックが1本ありますが、12月からは世界を救いに行かなきゃいけないので、出るかどうかは半々です。
それではまた。