不思議な体験談
お化け屋敷編 1
父の生家に家族で帰省した時のことです。
霊能力が開花してから初めての帰省でした。
玄関に入ろうとした時、とても入りたくない!という気持ちになりました。
霊感のある母も同じ事を感じたようでした。
そうです。父の生家はお化け屋敷だったのです。
原因を探ろうと辺りを見回すと、玄関の天井に怪しいお札を発見しました。
邪気退散のお札(陰陽師系)を祖母がわざわざ貼り付けたようでした。
邪気退散のはずが、逆に大量の邪気がお札に入っていました。邪気退散とは?
直ぐにお札を剥がし、その後発見した大量のお札達と一緒に、近くの神社でお焚き上げしていただきました。
玄関にお札を貼るのは止めた方が無難だと思いました。
以前から、父の生家では常に誰かに見られているような感じや、夜になるとラップ音があちこちから聞こえたり、ドブ川のような嫌な匂いがしたりと、実はお化け屋敷なのではないかと思っていました。
霊能力の開花した今なら家を浄化できるのではと思い帰省したのです。
思った通り、いやそれ以上のお化け屋敷っぷりでした。
家の浄化をして回っていたのですが、とてつもない邪気を感じたので向かってみると、そこは車庫でした。
車庫を見渡してみると、一見なにもないように見えたのですが、歩いてみると足元から邪気が吹き出している事に気が付きました。
近づくと気分が悪くなるレベルです。
祖母に確認したところ、どうやら今では使われていない防火用水があり、まだ水が溜まっているとの事でした。
なるほど。これはヤバい!!
直ぐに浄化に取り掛かったのですが、一旦綺麗にしても、また直ぐに邪気が湧いてきてしまい、キリがありませんでした。
原因が分からなかったので、車庫は一旦切り上げる事にしました。
お化け屋敷編 2 に続く