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株価算定の方法は、これ以上わかりやすく書けません② ~純資産価額方式~
さて、前回は未上場企業の株価算定方法の全体像について、ご説明しました。
復習しますと、次のような内容でした。
・株価算定方法は、純資産価額・類似業種比準価額・配当還元価額の3つ
・経営者が後継者などの親族に自社株を渡す場合
→→→純資産価額・類似業種比準価額
・経営者が従業員などの少数株主に自社株を渡す場合
→→→配当還元価額が適用される。
・3つの方法で、株価算定をした価額は、一般的には、
純資産価額・類似業種比準価額 > 配当還元価額という関係になる。
いかがでしょうか。上記について、今はまだ、漠然としたイメージで構いません。
経営者が後継者に自社株を渡す時は、株価が高いことを念頭に置いていただき、その高い方の算定方法である、純資産価額・類似業種比準価額のうち、今回は、純資産価額方式のご説明をいたします。
純資産価額は、会社を清算した時に手元にいくらお金が残るのかを計算する方法
株価算定というと、難しい感じがしますが、簡単にいうと会社の価値を計算する方法です。
それでは、会社の価値は何か?と考えると、会社を清算する時に手元にいくらお金が残るのか?ということを考えることです。
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