10月18日の相場振り返り
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さて、今日の相場の振り返りですが、早速行ってみましょう!
日本市場3指数と寄与度ランキングの確認
本日は、日経平均値上がり銘柄数118、値下がり銘柄数104で、3指数ともマイナス圏で引けました。
前週末の米国市場高を受けてプラス圏でのスタートとなりましたが、10:00ごろからマイナス圏に。先週、急騰を見せ2万9000円を回復したことから利食い売りが先行し、午前中に中国で7~9月期GDP速報や9月の鉱工業生産と小売売上高が発表されることから様子見姿勢となりました。一時、プラス圏となる時間帯も見られましたが、先週末終値を挟んでの動きに終始しました。大引けの日経平均は43円安の2万9,025円。売買代金は2兆5,295億円。TOPIXは4ポイント安の2,019ポイント。陰線で引けましたが、半値戻し達成しました。
業種別株価指数変化率
業種別では、第一三共<4568.T>、協和キリン<4151.T>、大日住薬<4506.T>、大正薬HD<4581.T>などの医薬品株が軟調。日水<1332.T>、サカタのタネ<1377.T>などの水産農林株や、明治HD<2269.T>、味の素<2802.T>、キリンHD<2503.T>などの食料品株も安い。エムスリー<2413.T>、リクルートH<6098.T>、日本郵政<6178.T>などのサービス株や、高島屋<8233.T>、Jフロント<3086.T>、イオン<8267.T>などの小売株も売られた。KDDI<9433.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株や、HOYA<7741.T>、島津製<7701.T>などの精密株も値を下げ、日通<9062.T>、近鉄GHD<9041.T>などの陸運株もさえない。
半面、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、ENEOS<5020.T>、コスモエネH<5021.T>などの石油石炭製品株が堅調。東邦鉛<5707.T>、三井金<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株や、JFE<5411.T>、日本製鉄<5401.T>、神戸鋼<5406.T>などの鉄鋼株も高い。トヨタ<7203.T>、スズキ<7269.T>、デンソー<6902.T>などの輸送用機器株も買われた。
個別では、EduLab<4427.T>、ベイカレント<6532.T>がストップ安となり、マネーフォワード<3994.T>、サーバーW<4434.T>、RPAH<6572.T>などの下げも目立った。半面、ミタチ産業<3321.T>がストップ高となり、三井松島HD<1518.T>、キャンドゥ<2698.T>、ベクトル<6058.T>、黒谷<3168.T>などの上げも目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、18業種が下落した。 [
株式新聞ニュース/KABDAS-EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2021-10-18 15:17)
WTI原油先物
22:00時点の原油先物は+1.38%の上昇。明日は、海運、空運関連銘柄にとっては厳しい1日になるかもしれません。
これを受けて、茂木外相がクウェートへ電話会談にて増産要請を行なったとのことです。
[東京 18日 ロイター] - 日本とクウェート両政府は18日午後、電話で外相会談を行った。日本政府はこれに先立ち関係閣僚が原油高への対応を協議しており、会談では茂木敏充外相がアフマド外相に原油の増産を要請した。
外務省によると、茂木・アフマド両外相は15分間会談。原油の安定供給に茂木氏が謝意を述べつつ、原油価格が上昇していることを踏まえ、増産を含めてクウェートに協力を求めた。
日本側はこの日午後に開いた関係閣僚会議で、原油高について話し合った。松野博一官房長官は「当面の対策として関係閣僚の役割分担のもと、主要産油国へ増産の働きかけを行うとともに、輸送業、農業、漁業の燃料保障施策の周知徹底をはかること、国内への影響把握を進めることを確認した」と述べた。今後も各省連携して「国民生活に支障が生じないよう、政府を上げて機動的に対応する」と語った。
楽天証券のコモディティアナリスト、吉田哲氏は「北半球はこれから冬の季節を迎えるため、原油需要は増えるだろう」とした上で、WTI先物の上値を年内1バレル=90ドルと予想する。
中国GDP伸び率縮小 経済減速が鮮明に
中国の7月-9月GDPの伸び率は、4月-6月よりも伸び率が縮小。中国経済の減速が鮮明になっています。
中国の国家統計局が18日に発表した、ことし7月から9月までのGDPの伸び率は、物価の変動を除いた実質で、4.9%でした。伸び率は、7.9%だった前の3か月よりも縮小し、回復を続けてきた中国経済の減速が鮮明になっています。
この背景には、コロナウィルス再拡大と中国恒大集団のデフォルトや電力不足にあるようです。
この懸念事項に対し、中国政府はコントロールできると発言しておりますが、市場はどう判断するか注視していきたいところです。
三指数日足一目均衡表
日経平均
日経平均は、小陰線で終了。と、同時に半値戻し達成。基準線は、抵抗線になりやすいのですが、そのように見えます。遅行線の上に株価があるので、売り優勢ですが、MACDはシグナルを上抜けし、RSIは50%を上回っていますので買い転換のサインが出ています。明日は、雲の上がサポートになり上昇していくか確認したいところです。
TOPIX
TOPIXについては、日経平均と同じような動きです。こちらも雲の上がサポートになり上昇していくか見ていきます。
ただ、どちらも11月中旬くらいに雲のねじれが発生しているので、注意が必要です。
マザーズ
マザーズは、ちょうど雲のねじれの上にいます。MACD、RSIは買い転換ですので、ここで雲のサポートを受け上昇に向かうか、下落して雲の下に抜けるか、大事なポイントにきています。
日経平均CFDの今は!?
日経平均CFDは、21:24現在、日経終値29,025から-129円となっています。
明日は、中国の懸念もあり上値の重い展開になると思いますが、今夜の米国市場の動きによっては、一定の上昇を予測します。
本日のローソク足出現翌日の判断のポイント
今の東京市場は、どちらに向かうか非常に微妙なところにいると感じます。
さて、今週はどのような動きになるでしょうか。
では、明日も頑張っていきましょう。
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