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project im@s vα-liv THE LAST STATEMENT

おはようございます。TLSの感想と今後のヴイアラの展望への希望について書きます。
ぼくはヴイアラ自体はヨビノリたくみ回から、候補生配信は宇宙のスイカゲーム配信あたりから宇宙は見れるときはほぼ毎回、レトラ愛夏は異次元以降見れるときはほぼ毎回見てるくらいです。アイドルマスターはシャイニーカラーズから入って、シャニは周年ライブ配信は見ててシャニソンを毎日やる程度、Mはサイスタを多少真面目にやってた程度、ミリはミリシタをたまに開く程度、デレはカラオケで友達が歌ってたなぁとか程度。

ヴイアラとは

端的に言えばアイドルマスターシリーズから発表されたVtuverのアイドル育成オーディションバラエティ企画。上水流宇宙、灯里愛夏、レトラの3人の候補生が1年をかけて番組でレッスンを重ね、最終的に指示を得た候補生がデビューできるというもの。デビューの基準は1人4票の投票と、ラストライブの動員数の合計が5000を超えること。全員が合格する可能性も全員が落ちてしまう可能性もあるかなり厳しい企画です。もちろん出来レースというわけでもなく、厳しい評価基準の中彼女たちの物語は進んでいきます。そして本公演はその集大成となる候補生としてのラストライブです。


セトリ

HELLO!!(宇宙,愛夏,レトラ)

初手876プロの曲でびっくり。DSに全く詳しくないんですけどスタートこれなんだ、アイマス全部拾う気だってなりました。これはネタバレなんですけどヴイアラが876所属という事実が判明したことの伏線だったらしい。

Hotel Moonside(宇宙)

動きかなり複雑。これ初手で任されてやりきったのすごいなっていうのがあって、本家も見たくなりました。速水奏をエボルヴで強かったことしか知らないので。
ダンスの初手はまあ宇宙だよねとは思ってたけど今までとは味の違うものだったし、こういうのもできるんだぞっていうのを見れて感服。声もきれいに響いてました。
イノタク楽曲で初志貫徹したのも偉いのでソロ楽曲をイノタクさんよろしくおねがいします。

Emergence Vibe(レトラ)

妖艶。どちらかとそういうキャラといえばそうなんだけどやるとなるとああ、そうなんだって感じ。安直に考えるならエレナとレトラのブラジル要素の選曲っていうのもありそう。ダンス楽曲というよりボーカル要素が強かったような気はせんでもないです。レトラの魅力がそこだからそう見えるのも仕方ないのかもしれないけど。

We're the one(愛夏)

愛夏の低音かっこよくてワロタ。Mちゃんと拾ってくれて嬉しい。特に新加入で最初から揃えてきたクラファの楽曲を原キーままで歌ってるのってすごくて、初っ端から飛ばすねーって感心しました。サイスタと同時に追加されたユニットだったのでMをだいたいサイスタから触れ始めた私としてはリアルタイムで追えてたユニットだったので比較的印象があります。特に花園百々人の才能に自信はないけど精一杯やりきる姿勢が愛夏に被らないこともない。サイスタ終わってからのMに曲以外ほぼ触れてないのでそろそろ触れようとおもいます。

OH MY GOD(愛夏,レトラ)

デュエット。バンドで経験を積んできたレトラと、アイドルに憧れてこのプロジェクトに出してアイドルを目指す愛夏の姿が、もともと音楽活動をしていてユニットの解散とともに283に所属することになった美琴と、どうしてもアイドルになりたかった普通のCDショップアルバイターのにちかのそれぞれによくはまってたと思います。入りの愛夏砲とか、聴き慣れたものより少し高いのもgood。
レトラのステージ上と配信の姿のギャップが緋田美琴さんと山根綺さんに感じるギャップと近くて、緋田美琴の姿を見ているようでもありました。山根綺さんの声優番組での愛らしさ、過去の音楽活動を生かしたアイドルとしてのポテンシャルという緋田美琴の一面、歌唱力の高さなど、改めて見ると演者とキャラクターの両方にレトラは共通するところがあったんだと認識し直しました。ちゃんと異次元以降レトラ、愛夏の配信まで追うようにして本当に良かったし、緋田美琴並びに山根綺さんのことが好きで本当に良かった。
愛夏のにちかもまたはまってて、未熟なというか成長途中の才能も薄いと思われているところからの急激な成長で見返す姿勢がにちかっぽさあって選曲偉すぎ!ってなってました。
というのは後付で、OH MY GODが流れた瞬間、なんなら登場時の脚の動きでOH MY GODじゃん、SHiisじゃん、数ある曲からこの曲を選んでくれてありがとうって言いながら心奪われてました。
このライブについての感想で緋田美琴について語ることになると思ってなかった。本当にこの曲をレトラ&愛夏で歌ってくれてありがとう。

純情midnight伝説(レトラ)

存じ上げなかったんですけど、知らん曲で知らん曲調だしデレなんだろうな、デレの楽曲の幅おかしいなと思ってました。かっこいいし男性アイドルが歌ってる曲だとしてもおかしくない曲調してるような歌声でした。原曲聞いてみたらでけえ太鼓叩いてそうな戦う女みたいな雰囲気の曲でまたびっくり。歌い手でここまで変わるんだ、ちなみにレトラ版で受けた印象はバイク乗りのクール女みたいなイメージでした。

太陽キッス(愛夏)

小宮果穂さん並びに河野ひよりさんへの敬意。TGSで愛夏が果穂と関わって、果穂→愛夏にアイドルとしての勇気と自信を、愛夏→果穂に誰かのヒーローになるという経験を与えてくれました。これがあったからこそ愛夏は自分の自信を持って殻を破ることができたので今の愛夏があると思ってます。河野ひよりさんもヴイアラのことをよく気にかけてくれてたし、愛夏のRoad of TLSでもいってたしターニングポイントだったよなぁと。
曲の話で言うと太陽キッスは盛り上げ隊長みたいな曲で、みんなに元気を与える曲の代表です。なので、果穂が愛夏に与えてくれた勇気を元気に変えていちばん出力できるこの曲でこちら側に投げてくれて、それをリアルタイムで受け取れたのは素晴らしいです。また、シャニ6th大阪day2のアンコールでシャイニーカラーズみんなでやって締めた曲を一人で歌うっていうのも偶然なのかもしれないけれどぜんぶ受け取ってぶつけることができたのが滲みます。タオルぶんぶん愛夏も可愛かったです。枠を飛び出そうの部分のフリも良かったし、果穂への感謝を挟んでたのも偉いです。
話したいことはこれだけじゃなくて、We're the one、OH MY GODやってこれやってるの体力がすごい、パワーキャラすぎる。

シャイノグラフィ(宇宙)

宇宙が背景の動画をイラストから全部作ったらしい(MCパートより)。まあそれはイラストを見ればわかって、宇宙のイラストをかけるVでありアイドルマスターの世界とこちら側の世界をつなぐ存在としての強みを存分に生かした演出でした。ヴィジュアルパートでこれありなんだって見ながらずっと言ってました。イラストの内容としては白黒のイラストでレトラ愛夏と出会って徐々に色付いていって3人揃った絵で終わるというもの。自分色なんて自分じゃ見えないという歌詞そのままに、宇宙の描くレトラと愛夏が色付いていく姿が本当に良かったです。ふたりの自分色って宇宙からしか描けないんですよ。あと「誰のでもない瞬間を新しく記してこうMy Shinography」という歌詞がシャニだと、3年目で絆を深めた283並びに幼馴染ユニットであるノクチルの混ざりあった色でリスタートする文脈(だと思っている)なんですが、ヴイアラだとこれからのスタートの文脈が強く、もとは自分の色で進んでいた3人の色がそれぞれ混ざりあったり別々だったりして試練を一緒に超えてお互いの色を支え合って一緒に進むっていう文脈に変わってこういう解釈もとても嬉しいです。

電波感傷(宇宙,愛夏)

ちょうどAct4でオリジナルを聴けていたので鮮明な予習。オリジナルの白石紬の南早紀さんと桜守歌織の香里有佐さんすごくて、なんで?待ってなんで?待ってなんで?の迫力がかなりあったんですよ。オリジナル強すぎるけどそんなに見劣りすることはなく、きれいにいってた気がします。先にオリジナルを現地で見れてたことがかなり刺激になって比べながら聴けたのでgood。二人もAct4から刺激を得て練習に励んだことでしょう。セトリの曲順の話だとシャイノグラフィ透明から鮮明になった色をモノクロの街に放つストーリー性生まれてて綺麗。

餞の鳥(レトラ,宇宙)

MCパートでも言ってたんですがD/Zealとの文脈がうまくはまってて素晴らしかったと思います。バンドを続けたかったけど続けられずにアイドルになったストーリーがレトラとジュリアで重なって、こういうストーリーって現実でもあるんだなって。レトラ側もだけどジュリア側のストーリーを噛みしめることができて、ジュリアもこうだったんだろうなと想いを馳せられるので、嬉しいね。

SING MY SONG(レトラ)

連続してレトラ、最上静香。レトラの歌唱楽曲3本とも全く違うレトラを表現してたなって感じてます。妖艶、アクティブ、壮麗。これらをすべて歌い切れるレトラに感服です。夢捕まえようという歌詞がヴイアラにしっくりくるのもgood。総じてきれいなバラードでした。

眠り姫(宇宙)

ぼくはASに対する理解が浅いので9月配信の宇宙のパフォーマンスでこの曲を知りました。あのとき、涙が溢れ出して歌えなかった、それを春香さんにフォローしてもらって、注目ポイントが天海春香の言葉の重さのほうに向いてしまいました。それは宇宙としてもファンとしても悔しかったです。もちろん9月度レッスンでは完遂できなかったので審査員からの票も得られず、コメントでもパフォーマンス中に泣き出してしまう候補生は支持できないなどの厳しい言葉も見られました。そんな中9月度レッスンの最後に愛夏が放った「今の宇宙ちゃんに勝っても嬉しくないから、また来月一緒に」っていう言葉に対して冷静に「次は勝ちます」って返してて、成長して見返してくれって心から願っていました。
絶対いつか眠り姫をリベンジしてほしい、そして歌いきってほしい、そう思ってたし宇宙にとってもこの曲は絶対に超えなければならない1つ目の大きなハードルだからこれを歌えないといくら支持があっても心にもやもやが残ってたと思うので今回のTLSで逃げずに無事やり遂げることができて本当に良かった、ありがとう。MCパートで泣きかけてたけどちゃんと喋ることができて、成長だねって思いました。既存のアイドルマスターをカバーして新しい文脈を作っていく、それがヴイアラなんだなという気持ちです。
そして宇宙に一言。ぎゃふん。


always(愛夏)

ちょうど藤原肇のPからダイマされてたので聴いてた。ほんとにここ2週間位の話。「見つけてくれてありがとう」「私を選んでくれてありがとう」って歌詞が、ヴイアラが企画スタートでちょっとコケて、それでも個人配信の中で見つけてくれる人がいて、異次元を期に気になって輪に入ってくれた人もいて、しっかり刺さる曲でした。本当に、ありがとう。今回のTLSの話をシャニ勧めてくれた先輩(もとはデレの畑の人)にしたら、こういう時のための曲だと思うから胸張って受け取っていいと思います って言ってくれたしこの曲を選んでくれた愛夏に感謝したいしヴイアラPのみなさんにも感謝したいな。
alwaysについての文脈を知ったので追記。高垣楓さんの総選挙の楽曲で、そのときにメンバーじゃなかった関裕美さんがデレステ実装時に歌唱メンバーとして選ばれて楓さんが外されていたので叩かれていた話、デレ10thで早見沙織さんがはじめてデレのアイドルみんなと披露してくれた話。デレ10thがなければ楓さんの楽曲を取られたまま、また他のアイドルに歌われたっていう蟠りが大きくなってたんじゃないかなと感じました。デレ10thで早見沙織さんが歌ってくれたことで高垣楓の楽曲から、その枠を超えてみんなにとってのアイドルとプロデューサー、アイドルとファンの楽曲になった。そして総選挙で選ばれた者の曲っていうのがオーディションで選ばれる者として絶対に選ばれているっていう強い心が持てたからこそソロの一番最後にデュエットをパートの最初に回してまで歌えた、これは愛夏が自分に自信を持てた証拠なんじゃないかなっておもいました。宇宙の眠り姫と繋げて聴くことでヴイアラの成長の文脈もしっかり見えてくる、そんなセトリでした。

リローディング(宇宙,愛夏,レトラ)

唯一セトリ予想絶対当たるやつ。逆に一番感動がないかもしれない。3Dお披露目のときのリローディングの感動が強すぎたのでみんなも3Dお披露目を見ましょう。歌詞はしっかりインタビューして書かれたものというのもあり、今までの道のりすべてがぴったり3人に当てはまり3人にしか当てはまらない3人のための楽曲です。できれば毎月のレッスンを見てから聴いてほしいけどそこまでは言うまい。


GR@TITUDE(宇宙,愛夏,レトラ)

DSで始まりスタマスで終わるの本当にアイドルマスターぜんぶ行ったなって感じで良かったです。リローディング終わりじゃなかったのびっくりだったけど最後を飾るには正しい曲だった感ある。

そして結果発表

2/22の公式ラスト配信時における動員数は1208人。このみんなが均等に投票したとすればだいたい3000人。あと一ヶ月あるとはいえヴイアラPだけでは少し心許ない、そんな数値でした。でも蓋を開けてみると動員数だけで5000を超え、その時点でデビューが決まる、そんな結果となりました。正直ここまで動員数が伸びるとは思っていなくて、3000+投票で2万くらいまで持っていく、くらいの気持ちでした。当日の通話で他の方もそのくらいのイメージだったことを共有しました。
では何がここまで予想以上に動員数を伸ばしたのか。それはもちろん当日の無料部分の候補生たちの魅力ももちろんのこと、ミリオンのAct4、シャニの6th大阪、デレのユニットツアー岩手、はんげつであえたらの4つのライブが2/22から3/31の間にあり、そこでヴイアラの公式広告、CMと有志のビラが配られたこと、そしてミリオンAct4での巨大看板の恩として配信を買ってくれるミリオンのPがかなり多かったことがやはり相当大きかったのかなと思います。すべて追っていると忙しくなるとはいえ3月に毎週ライブが入っていたことはヴイアラを知ってくれて興味を持ってくれる人が多かったのは采配として上手く行っていたのではないでしょうか。
アイドルマスターというコンテンツが10年、20年と続いていく中で、感謝を忘れない、一緒に応援したいという人たちが集まってるんだなと思う瞬間でした。

今後の希望

ヴイアラとしてのバラエティ番組

この前ドラスタとVΔLZのコラボ番組があったと思うんですけど、あの形まさにヴイアラで実現したいことのひとつなんじゃないかなって感じました。演者ではなくアイドルとしてのドラスタがそこにいる、それをみんなが推してるそれぞれのアイドルでできたらどれほど嬉しいか。それをバンナムの自社だけで完結できるならそれほど素晴らしいことはないのではないでしょうか。半年に1回くらいでもアイマスのアイドルをゲストに呼んで動いてる姿を見ることのできる番組ができてくれたら本当にぼくは嬉しいです。


合同ライブ

合同ライブへのヴイアラの参加。すべてのヴイアラPが夢見る、そして現実に起こりそうな事象なのではないでしょうか。どのような形式のパフォーマンスになるかはわからないけれど、3人が憧れるアイドルとともにパフォーマンスをする姿は見たいです。ぼくは宇宙&貴音のDIAMOND JOKERで貴音さんに褒められる宇宙を見たい。宇宙のDIAMOND JOKER見てない人はこちらをどうぞ。

個人的わすれもの

この項目はかんっぜんにぼくがヴイアラの3人にやってほしい曲です。

  • Wandering Dream Chaser

  • ABSOLUTE RUN!

  • BRAND NEW FIELD

  • ガールズ・イン・ザ・フロンティア

  • アライブファクター(宇宙/レトラ)

  • O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!(愛夏/宇宙)

  • SWEETEST BITE(レトラ/愛夏)

特に上2つ、あまりにも合いすぎてるような気がするのでどこかでやってほしいですね。

さいごに

ヴイアラを1年間追い続けて本当に良かった。感動をありがとう。そしてこれからもよろしくおねがいします。これは3人に向けてでもあるし、これを読んでくれてるヴイアラP、ならびにアイドルマスターをすきなあなた達に向けての言葉でもあります。本当にこの一年のどこかでヴイアラに出会ってくれて、出会わせてくれて、ありがとう。


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