ミニ四駆超速グランプリを終えて ~あとがき~
あとがき
ミニ四駆超速グランプリがサービス終了して、10日が過ぎようとしています。
超速グランプリで遊ぶことのできた4年もの期間はずいぶん短く感じたものですが、この10日間は何だか長く感じてしまった人もいるのでは無いでしょうか。
その理由はきっと、超速グランプリに費やす時間が無くなったから。
朝起きて、眠い目を擦りながらまず確認した6時のグランプリ
お昼ご飯に立ち上がるよりも先に見た12時のグランプリ
通勤中や休憩中に何となく立ち上げてガッツを消費したり順位を確認したり
夜就寝前に明日の朝の全1を夢想してセッティングを組み上げてエントリーしたり
1日の営みの「隙間」にこの4年間はいつでも超速グランプリがありました。
その「隙間」は5分か10分かあるいはユーザー大会に熱中して何時間も…
そんな時もあったかもしれません。
この10日間はきっとその空いた「隙間」の分だけ長く感じているのです。
しかし、やがてこの超速グランプリの為の「隙間」は無くなります。
別の何かでパッと埋まるかもしれないし
ゆっくりと自然に埋まるかもしれません。
それは道理であり、必然です。
超速グランプリがあった頃の時計は超速グランプリが無い現在の時計に調整されるでしょう。
今はまだ鮮明な記憶もやがて思い出の一つに変わります。
超速グランプリで培ったものがことごとく無になっていきます。
でも、悲観しないでください。
4年4ヵ月同じものを見て、同じ時を過ごし
今、同じ思いをしている超速グランプリが繋いだ仲間は変わらずそこにいます。
あるいはXだったり
あるいはリアルだったり
「あの時は楽しかったな」
なんて、ほんの時々思い出してみんなと語れるだけで
「ミニ四駆超速グランプリ」は存在し続ける。
そんな風に思います。
アプリ「超速グランプリ」
そして
親愛なる
あの頃小さなレーサーでこの間まで大きなレーサーだった
全ての超速グランプリユーザーに向けて
ありがとうございました。
akame