大谷翔平選手の愛読書:中村天風の著書【運命を拓く】のエッセンス
連日の大活躍と過熱する人気、野球だけでなく、キャラクターや人間性も素晴らしく全てが一流。そんな別次元の人に感じられる大谷翔平選手のベースにあるものは、目標達成シート=マンダラチャートと中村天風の著書「運命を拓く」だと言われています。 そんな中村天風「運命を拓く」のエッセンスをまとめてみました。
◆この世界、宇宙というものは目に見える物質的存在は第二義的で、本源は精神的なものなので、人生は心一つの置きどころ。人間の心で行う想い方、考え方が人生の一切を良くもし、悪くもする。
◆心というものは、霊魂という気の働きを行うための存在であり、心が思ったり考えたりすることによって霊魂の活動が表現される。宇宙は一切の万物を創造するエネルギーの本源なので、思考は人生を創る
◆何かを志す時、自己向上を目的として自分の幸福だけでなく、世の中の人のために役立つものを提供しよう、世のために貢献するという気持ちでやる
◆生きていることを、ただありがたく感謝する
◆言葉は人生を左右する力があるので、その一言が自分だけでなく、全ての人々に影響を与える。それ故にお互いの気持ちに勇気付ける言葉/喜びを分かち合う言葉/聞いても何となく嬉しい言葉を言う
◆この世は苦しく悩ましいものではない。この世は本質的に楽しい、嬉しい、調和された美しい世界。病や苦難から逃げたりせず、挑戦し乗り越えていき、自分の力で打ち砕く気持ちで。
◆自分自身への約束は、天と約束したことになる
◆立派な人生を創るには、人生設計の中から恐怖というものを取り除く
◆「真」とは誠、一点のウソ偽りもないこと、筋道が少しも乱れていないこと。「善」とは愛情。「美」とは調和
◆元気という氣が出た時に、人間と宇宙(神仏/精気/霊気)とが完全に結びついたことになる。
◆立派な修養を積めば驚くべき優れた人間になる。出世/成功/幸運な人は、心が極めて積極的である。
僕はこの下記の二文がとても印象的で、常に心に留めて精進したいと思います。
「人間は進化と向上という偉大な宇宙法則を現実化するためにこの世に生まれてきた。人間は人間らしくある時のみ、人間の恵まれた幸福というものが与えられる。」
「なりたいなぁという気持ちよりも、なっている姿や気持ちを心に描いた時、霊世界ではなっているのと同じ」
こんな素敵なお言葉が詰まった本を愛読書にしている、メジャーリーガー大谷翔平選手。活躍と人気は当然だなと思えてきます。
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