らぷり楽曲感想記事
こちらは、らぷりアドベントカレンダー4日目の記事です。
3日目、タンスマさんの「La prière POP UP STORE」に行ってきた記事はこちらからどうぞ!
どうも天兎クロスです。
今回はEtrisさん主催の「らぷりアドベントカレンダー」という企画に参加させていただきました。
というわけでタイトルにある通り、私が好きなLa prièreの楽曲感想を綴ったものになります。
それでは。
はじめに
そもそもLa prière(らぷりえーる)って何ぞや? って人向けに公式サイトから引用してきました。
上記以外で紹介するなら、幅広い楽曲ジャンルと歌唱表現力が凄まじく、「前向きすぎる曲は……」とか、逆に「ネガティブな曲はちょっと……」みたいな人でも安心! 絶対にあなたに刺さる曲があるはずです!!
さて、話は変わりまして、私がらぷりを聞き始めたキッカケというか、もはやあれは交通事故というべきでしょうか。
今年の二月ごろのことです。
雪が積もる凍えた深夜のコンビニで、真っ白な床と蛍光灯に連日の出勤に耐えかねた私はイヤホンでyoutubeでシャッフル再生を始めました。
#病みカワ
で、この曲に出会ったってわけ。
最初に紹介するのコラボ曲じゃねえか
なんて与太話はおいておき、私が初めてLa priereと出会ったといいますか、少なくともユニットとしての曲を聴いたのはこれが初めてでした。
バイト中の数少ない休憩時間……というかお客が来ない間もイヤホンをして音楽で労働を誤魔化すという手法を取っていた私の耳に流れるメンヘラ曲。
直前まで藍月なくるさんの「クラリムステラ」を聴いていたので落差がすごかったですね。
当時、藍月なくるや棗いつきに沼り始めたころで、こうしてLa priereを知ったときは、供給が止まらねえ……とめっちゃ嬉しかったのを覚えています。
Galactic Love
Composer:lapix & Lylic:棗いつきという字面だけでもう私に刺さる。
とか言っておきながら、この感想を書いてるときに気づいたんですけどね()
とにかくこの曲はアイドルっぽさと疾走感の融合といいますか、緩やかに進んでいるのにいつの間にかめちゃくちゃ遠くまで来てしまった……みたいな主観マシマシですけど、そんな印象の曲なんですよ。
あとはCパートって言うんですかね? ラスサビ前の歌詞が天才すぎです。
キミとDriven Star
深夜の高速道路で、高層ビルの光を遠目に見ながらドライブデート。できれば近未来
でちょっとだけ技術が進んだ文明世界がいい。
そんなイメージが頭に浮かぶ曲。
穏やかな雰囲気の中、景色がめっちゃ流れてく車の風景の脳内再生は余裕です。
Three piece!
まず、衣装のヴェールっていうのが私の癖にぶっ刺さってます。
神秘めいており、何より覆い隠すことを目的とした服飾がもうそれだけでえっちい――もとい、素晴らしいんですよ。
で、曲の話をするんですが、数多の思いを背負いスタートラインに立つ、みたいなもう最終回直前の主人公か? ってくらいの思いを感じられる歌詞で、アニメとかで特殊EDとして流れてくても不思議じゃない。
もし物語として描くなら、登場人物三人にそれぞれトラウマを抱えさせて、苦しみながらもそれを乗り越えた先にあるライブの曲って立ち位置でアニメの挿入歌として使いたいですねー。
進め!ラブリーアイドル⭐︎ラプリエール
ドタバタガッシャーンって感じで、めっちゃ元気でるアイドル曲。
公開が2020年の四年前。……四年前!? って概要欄見たときにびっくりした一曲。
もうね、ずっとハイテンションで聴くエナドリとはまさにこのこと。
全編通して笑いが止まらないので、らぷりえーるの明るい曲聴きたい! って人におすすめ。
恋のイリュージョニスタ
初手のベースイントロが最強です。
めっちゃライブ映えしそうな曲だなーと個人的には思っておりまして、聴いてて盛り上がりたい時によく聴いてるますね。
というか歌詞めちゃ好きだな〜とか思ってたら、Lyric by 棗いつきじゃねーか!!(私そんなんばっかじゃねえか。気づくのが遅いんじゃ)
そりゃ好きですよ、という説得力。
あと、軍帽がいい味出してますよね。軍服衣装、大好きです。みんなも好きですよね?
禁断の愛と魔剣
多分、らぷり楽曲カードゲームがあれば禁止カードに含まれるくらいにさいつよ楽曲。
聖女として清く正しく生きてきたのに、決して心を許してはならない悪魔に執着した挙句に、最後は自らの手で相手の命を絶ってしまう。っていうバッドエンドましましのストーリーで、もう最高ですね。
この曲はサブスクで初めて聴いて、「めっちゃいいー」となって満足していたせいで、youtubeでMVあるとは知らず、きちんと視聴したのは結構最近だった記憶。
神聖さすら感じさせる清らかなものが段々と落ちぶれて血に塗れる様はまさに見ていて美しいんです。
特にMV最後の涙のあとが残る聖女のシーンが特にお気に入り。
効率厨なゆた☆ドキドキ世界じゅ~ぞく編
こちら、ついこの前のM3で再販されたCDにて限定収録された曲なんですけども、めっちゃふざけた曲に見せかけた神曲なんですよ。
相変わらず唆す役のたむ、じゅ~ぞく化されてから段々と限界化していくなくちゃ、社畜のなゆた社長の三人がおりなす、人類社会の思想に対するテーマソングというか、人生ってそれだけじゃ回らないよねって言ってる感じの曲。
これは、曲のリンクがない代わりに私の曲感想発言をまとめたやつ。
もし買ってなくて聴けないよーって人はLa prière公式BOOTHで通販できるので売り切れる前にぜひ!!
エボ
大人だって……五歳になりたい時はある。
ままならない人生ばかりですけど、たまにこうしてストレス発散して頑張って生きていきたいですね。
大人モードと五歳モードの使い分けがすごいと言いますか、その声で歌える!? って衝撃と歌詞の共感がすごすぎて聞くたびに「五歳になりてぇ~」と呻いてます。
あにまってユートピア
エボ繋がりで、もう一つ社会に疲れた時に聴くようのお気に入り。
これはどちらかと言えば、こうなりたいってよりもアニマルセラピーです。動物による癒し効果はどんなものにも勝る……とまではいかずとも抜群の効果を誇るもので。
とにかくずっとかわいい〜って癒されるんで、これは聴くアニマルセラピーです。効果は保証します。
純情アンビバレンス
あゝ、純情アンビバレンス……
サビの疾走感と歌詞の語感がバチバチに決まっていて、思わず口ずさみたくなるような一曲。
いやこう、リズムとか音程とかめちゃくちゃだと思うんですけど、口に出してアカペラで歌っててめっちゃ楽しいんですよ。
歌詞書いた人天才では?
(概要欄チェック)
棗いつきやんけ。さすがです。
家にひとり。爆音スピーカーでこの曲を流しながら熱唱。おすすめ。
アップテンポながらも、緩急が付いてるといいますか、スプリントじゃなくてリズムを取るマラソンみたいなイメージで、気がついたら最後まで駆け抜けていて終わってしまう。
そしてもう一回、聴くというループにハマっております。
Necrogamy
なに、この、なに? って感じの曲。
めっちゃ静かで綺麗な曲調なのに、Bパートからの転調。そして真実。
タイトルで思いっきりネタバレしてあるというのに、初見で聴いた時はビビり散らかしたのをよく覚えています。
誰が悪いということもなく、死者と生者は決して交わることはないのに、前を向く生者の姿を見せられる死者、という構図からしてもう最悪なんですよ。
前を向くのも、引きずってほしいと願うのも悪くはない。ただまじまじと現実を見せられる、こればっかりはどうしようもなくてただただ辛い。
強いて言うなら死後に意識を残した神が悪い。
それは世界を越えて
長く楽しい楽曲感想記事もついにラスト!
ということで最後は「それは世界を越えて」です!
Lylic & Music:RD-Sounds
もう神です。壮大さと前へと進んでいく力強さを兼ね備えた楽曲で、これを聴いてる私は第三者ではなく、この曲の世界観に住む一般人の誰か、みたいな気持ちです。
何者でも特別でもない誰かだけれど、祈りを捧げることはできる。
みんな何か大きなものの一部で、ささやかな祈りでも聞き届けてくれる者はいるんだ……それだけで報われる、みたいな。
前向き、とはちょっと違っていて、ありのままの自分を肯定してくれるといいますか、その頑張りはいつか報われるはず、と希望を抱かせてくれるもので、もうちょっとだけ頑張ろうと思えるんです。
最後に
ここまでお読み頂きありがとうございます。
せいいっぱい頑張って、自分の中にあるものを形にしたつもりですが、もっといい表現があったんじゃないかなぁ、と技量と知識の不足を感じてますね。
ただ自分の中にある、「何となくいい」とか「好き」とか語彙力失った感情をどうにかこうにかして文章にして書き起こすの、めっちゃくちゃ辛いですけど100倍くらい楽しい行為なのでぜひ軽率に感想記事とか書いてほしいなぁ~とか思ってます。
何かを感じているはずなのに、ただ受け取るだけなのはすごく勿体無くて、内側に抱えて大事にするよりも、拙くて恥ずかしくても表に出したほうが視野が広がると言いますか、素敵だと思っております。
言語化すると、形にならなかった思わぬ部分を発見できたり、よりその曲のことを好きになれたりもするので、みんな軽率に文字書きになろうぜ。
改めて、このような素敵な企画に参加させていただけたことに感謝を。
らドカレ5日目、ジャンクさんの記事はこちら!
追伸
楽曲感想だけじゃもったいなくね? ってことで、この記事のどっかにおまけの二次創作の記事のリンクがあるんで、興味あれば探してみてください。
(まあ、そのうち公開するとは思います。)