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#83 変えたい・変わりたい/くろさわかな

【往復書簡 #83 のやりとり】
①(4/25):及川恵子〈一生の課題〉
②(4/27):泖〈育てること〉
③(4/29):くろさわかな〈重たいお尻〉

重たいお尻

及川さんがご自身のことを「直感型」と書いているのを読んで、わたしは逆に羨ましかったりしました。(嫌味に聞こえそうですが本心からですよ!)
わたしは即行動がなかなかできない、お尻が重たいタイプだからです。

こういうことがやってみたいなと思っても、こうなっちゃったらどうしよう、ああなったら困るしな、とリスクの方にばかり目がいってしまいます。そして結局、やらないままでも問題ないし、やらなくていいか…という結論に至ってしまうのです。

世界は「夢組」と「叶え組」でできている」という記事を読んだことはあるでしょうか。
2017年の記事なのでもう5年前ですが、当時この記事を読んだとき、「わたしは叶え組だったんだな」とすごく納得したことを覚えています。
やりたいことが見つからない、だけどなにかやりたいという熱だけはあったんですよね。

けど今は、「叶え組」という言い訳にすがりすぎていないかなって思ってしまう。やりたいことって本当になかったのか。リスクを取りたくなくて、夢組の誰かにそれを請け負ってもらっただけじゃないのか。
夢組・叶え組という枠に収まってホッとしていたけど、そうやることで自分自身の可能性を閉じ込めてしまったかもしれないとも思うのです。

そう考えるのはわたしが40になったからかもしれませんね。
人生の折返しに来たのにって焦っているのかも。
40にして惑わずなんて無理。40にして立つ、が妥当です。
だとすると惑わずにいられるのは50でしょうか。なれるといいのですが。

くろさわかな

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