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#34 私の◯◯運/くろさわかな
【往復書簡 #34 のやりとり】
月曜日:及川恵子〈スーパーマーケットに鬼門あり〉
水曜日:泖〈小心ギャンブラー〉
金曜日:くろさわかな〈使える気がしない〉
使える気がしない
おふたりとも、いい運をお持ちでうらやましいです。
わたしは特筆して運がいいなーと思うようなことも、運が悪いな―と思うこともなくって、さて今回のテーマをどうしようかなと考えていましたところ、「クーポン運」が無いんじゃないかという結論に至りました。
今回はそのクーポン運について、ケースを分けてご説明したいと思います。
ケースその1:忘れる、の巻
クーポンを使おうと思ってお店に行ったのに、商品を買う頃にはすっかり忘れてレジの後に気がつくパターン。あるあるですね。
これが一度ならまだしも、同じ店で二度、三度とやらかしてしまう。その都度損した気分になりながら、最終的にケース2が発生してしまうのです。
ケースその2:期限がギリギリで切れてる、の巻
やっとクーポンを出せたと思ったら、「期限が……」と店員さんに申し訳無さそうに言われるパターン。結構間近の期限切れ。悔しさと悲しさと恥ずかしさと。クーポン、期限が切れたら自動的に消滅してくれないかな……。
最近はアプリでクーポンが使えるようになってきたので、この悲劇もだいぶ減りました。アプリだと、期限が切れたら表示されなくなりますからね。しかしその代わりに起こっているのがケース3です。
ケースその3:回線が細くてダウンロードが間に合わない、の巻
レジ待ち中、アプリのクーポン一覧からクーポンが全然出てこない。結局自分の会計まで間に合わないことがしばしば。結局使うのを諦めちゃう……。
クーポンは家やお店の邪魔にならないところでゆっくり見ておけってことなんでしょうが、ケース1で「忘れる」って堂々と言っているわたしにとって、事前準備はハードル高しです。
蛇足ですが、クーポン使う直前に「このクーポンを使う」っていうボタンを押さないといけないのもものすごく緊張しませんか?「一度押したら二度と使えません!会計の直前に押してください!10分以内に使ってください!」みたいな注意書きがあったりして。わたし、ゲームでも貴重なアイテムって最後まで残してて結局使えないタイプです。
ケースその4:クーポンの利用対象外、の巻
正直、これはわたしのせいなのかって思うこともあるんですけど、クーポンの下にちいっちゃく条件入ってるの、ずるくないですか。
「1,000円引き」ってなってるから買ったのに、「※このクーポンは10,000円以上からお使いいただけます」って……。
よくひっかかるのはメールマガジンとかLINEで送られてくるクーポン。
50%オフ!ってでかでかと書いてあって、下に「※クーポンのご利用には所定の条件があります」って詳しい条件を濁してあるやつです。滅せよ!
・・・
まとめてみましたが、クーポン「運」っていうよりもただただ自分が忘れっぽいとか注意力が足りないというだけの話に終始していることに気が付きました。クーポンを使えるように頑張るか、使うのを諦めてクーポンなんて存在しない世界線に生きるか。どちらが人として成長できるのだろう。
追伸。
ミナリ、面白そうですね!!宮城の緊急事態宣言が解除されるまでやっているといいなあ……。