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非凡に憧れる凡人

あたしだよ!
にしおかすみこ、懐かしの。最近の子って誰やねんって自分で思うけど、でもやっぱり最近の子は知らんのやろなぁ笑

好きな俳優さんや歌手。前までは作品にしか興味がなかったんやけど、最近はその人がどんな人なんかとか、他にはどんな作品があるのかとか、さらにその作品はどんな人が作ってんのかとか、そういうのまで気になるようになった。

気になるだけやったんが、さらに実際調べることが増えた。

そしたら好きな作品の共通点も見えてきて。
ジャンルだけじゃなくって主演の俳優さん、バイプレーヤーと言われる俳優さんやったり、監督さん、さらには脚本家さん。

意識してないところで、こういうのが好き!っていうのがちゃんとあったんやなぁって思った。
全てがそうなわけじゃないけど。

本は小説か仕事関係の本しか読んでこなかった。
最近は好きな俳優さんのエッセイやったり、インタビューやったり、そういうものも気になるようになって、探してみたり、見かけたら買ってみたりしてる。

あたしみたいな凡人にはわからない感性。
同じものを見ても、そんなふうに考えたことない、とか。そんな風に生きようと思ったことない、とか。

あぁ、これが才能なのか。非凡と言われる何かなのか。

「僕は普通です、個性がありません。」
なんて、エッセイで時々見かけるんやけど、ほんまのほんまの凡人、一般人からすればそんなことはない。

でもそんな人たちも、非凡であることを求められる、外から見たら輝かしいあの世界の中で、もがいてるんかなぁとか思ったりする。いっちょまえに。

あたしは影響されやすい。
そのときに好きなものに影響される。 典型的な熱しやすく冷めやすいタイプ。好きになったものを一気に集めたり調べたりして、いつの間にか離れてる。

だから長く続けている何かってない。
ギターはかろうじて高校生の時からずっと続けてるけど、誰かの前で披露するわけでもないし、毎日触ってるわけでもない。
コピーバンド止まりの中途半端。

これだけは譲れない、なんてものもない。

好きな服はなんですか?
好きな本は?好きな食べ物は何?
そう そんな物差しを 持ち合わせてる僕は凡人だ
サカナクション/アイデンティティ

流されて、流されて。
憧れるものにはなれなくて。

夢見た原動力は、掴んだ瞬間現実になって重荷になる。

朝は来るのか?

SHALLU.

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